米国内の差別の構造――そして日本国内の人権問題について約20分の短編から考える
文=安田菜津紀 @NatsukiYasuda
今回取り上げるのは、レイシズムの問題を子どもたちの視点を軸に描いた、ガイ・ナティーヴ監督による第91回アカデミー賞短編実写映画賞受賞作『SKIN 短編』(’18)です。
白人至上主義、黒人差別を構造的な問題として捉えながら、不平等の是正を掲げるSDGsの「目標10:人や国の不平等をなくそう」について考えます。
(SDGsが掲げる17の目標の中からピックアップ)
衝撃のラストシーンが突き付ける米国の根深い人種差別の問題