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安田菜津紀「観て、学ぶ。映画の中にあるSDGs」

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SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す1… もっと読む
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#韓国映画

50年たっても終わっていない「ブラックリスト事件」――表現の自由を守る一助になるのは、世界からの目のはずだ

文=安田菜津紀 @NatsukiYasuda  今回取り上げるのは、1979年に韓国で起きた朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の暗殺事件を基にした実録サスペンス『KCIA 南山の部長たち』('20)。  劇場公開後の反響は大きく、2020年韓国年間興行収入第1位を記録。第56回百想芸術大賞で主演男優賞(イ・ビョンホン)を受賞しています。朴正熙氏の長女である朴槿恵(パク・クネ)大統領時代も振り返りながら、当時から今に続く社会が抱える問題を、SDGsの「目標5:ジェンダー平等を実