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映画ライターSYOの「#やさしい映画論」

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映画ライターSYOさんによるコラムをまとめたマガジンです。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。俳優ファンからコアな映画ファンまでをうなずかせ… もっと読む
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2022年3月の記事一覧

菅田将暉が醸し出す“リアリティ” ―演技のテクニカル面を超えた凄(すご)み

文=SYO @SyoCinema  菅田将暉×2021年は、興行収入約38億円超のヒットを記録した『花束みたいな恋をした』(’21)に始まり、彼の真骨頂である“嗅覚”をひしひしと感じさせられる1年だった。  『キネマの神様』(’21)で大御所・山田洋次監督の薫陶を受け、『CUBE 一度入ったら、最後』(’21)ではカルト的な人気を誇るスリラーの日本リメイクに挑戦。写真家・森山大道のドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』(’20)