山崎ナオコーラによる線のない映画評

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もう一度、「子供」を見つけよう。
#山崎ナオコーラによる線のない映画評

もう一度、「子供」を見つけよう。 #山崎ナオコーラによる線のない映画評

 作家の山崎ナオコーラさんが綴る、映画をテーマにした連載エッセイ。今回は、第71回カンヌ国際映画祭審査員賞をはじめ、数多くの映画賞を受賞した社会派ドラマ『存在のない子供たち』('18)について書き下ろしてもらいました。 文=山崎ナオコーラ @naocolayamazaki 「子供」の発見は18世紀になってからだ、と聞いたことがある。それまでは、「小さな大人」と思われていた。 「いいや、違う。特別な時間を過ごしている存在なのだ」と、大人とは違う「子供」を社会が認めたのは、意

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