山崎ナオコーラによる線のない映画評

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「公共性」について考える #山崎ナオコーラによる線のない映画評

 作家の山崎ナオコーラさんが綴る、映画をテーマにした連載エッセイ。今回は、ホームレスの人々と彼らを思いやる面々が図書館に立てこもる騒動を描いた『パブリック 図書館の奇跡』('18)について書き下ろしてもらいました。 文=山崎ナオコーラ @naocolayamazaki  「公共性」は好きな言葉だ。  なんというか、その言葉について考えていると、私はそのために人間として生まれてきた、という気がしてくる。  とはいえ、自分は立派な人間ではないし、「公共性」に向けて何か行動を

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