記事一覧

現在~過去、この現実にある、さまざまな問題と向き合わせてくれる映画の力『少年の君』『MINAMATA-ミナマタ-』
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。つまり<これを観てから、これを観るとさらに楽しめる>というコンセプトのもと、組み合わせの良い2作品を皆さまにお届けさせていただきます! 今回は、第93回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートした『少年の君』と、ジョニー・デップが世界的写真家ユージン・スミスを演じ話題を呼んだ『MINAMATA-ミナマタ-』をマリアージュ。 ※

“明確な仕組み”がもたらす恐怖と、“えたいの知れない”恐怖――本当に怖いのはどっち? 『プラットフォーム』『ライトハウス』
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。つまり<これを観てから、これを観るとさらに楽しめる>というコンセプトの下、組み合わせの良い2作品を皆さまにお届けさせていただきます! 今回は、スペインの新鋭監督による長編デビュー作『プラットフォーム』と、ロバート・パティンソンとウィレム・デフォー共演の『ライトハウス』をマリアージュ。 文=ミヤザキタケル @takeru072

『茜色に焼かれる』『プロミシング・ヤング・ウーマン』を通し、生きる意味を問い、生きやすい未来を模索する。今この現実と向き合う力を宿した映画たち
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。つまり<これを観てから、これを観るとさらに楽しめる>というコンセプトのもと、組み合わせの良い2作品を皆様にお届けさせていただきます! 今回は、ともに過去のある出来事が原因で生きづらい現状に直面している女性の姿を描いた『茜色に焼かれる』と『プロミシング・ヤング・ウーマン』をマリアージュ。 文=ミヤザキタケル @takeru07

恐怖の“実話”『ある人質 生還までの398日』と恐怖の“男の姿”『アオラレ』から垣間見る、誰もが手に入れるべき寛容な心
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。つまり<これを観てから、これを観るとさらに楽しめる>というコンセプトのもと、組み合わせの良い2作品を皆様にお届けします! 今回は、過激派組織によって誘拐された男の実話を基にした『ある人質 生還までの398日』と、ラッセル・クロウがあおり運転を繰り返す恐怖の男を演じる『アオラレ』をマリアージュ。 文=ミヤザキタケル @take

若かりし日々の恋と、大人の恋を通して見えてくるもの――。菅田将暉×有村架純主演『花束みたいな恋をした』、岩井俊二監督『ラストレター』
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。つまり<これを観てから、これを観るとさらに楽しめる>というコンセプトのもと、組み合わせの良い2作品を皆さまにお届けします! 今回は、坂元裕二のオリジナル脚本を映画化した『花束みたいな恋をした』と、岩井俊二が監督を務める『ラストレター』をマリアージュ。 文=ミヤザキタケル @takeru0720 『花束みたいな恋をした』('

『TENET テネット』は2回以上見てこそ、作品の奥深さを実感できる。その“見るべきポイント”とは?<※ネタバレあり>
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。いつも2本の作品を「マリアージュ」する連載ですが、今回は異例の、『TENET テネット』1作品。1回見ただけではそのすべてを理解することが極めて困難とされる本作を、“2回以上見る”ことを前提とした、同一作品のマリアージュでお届け。 文=ミヤザキタケル @takeru0720 『TENET テネット』(’20) ※1回目 ク