2022年5月の記事一覧
思い出話に花を咲かせるのなら、未来の花の種をまいたほうが良くない?――『レミニセンス』を観てスピードワゴン・小沢さんが心を撃ち抜かれたセリフとは?
取材・文=八木賢太郎 @yagi_ken ──今回のチョイスは、ジョナサン・ノーランが兄ノーランと極めた時間軸マジックをさらに進化させた圧倒的な記憶世界で話題を集めたハリウッド大作です。記憶に隠されたトリックが斬新でした。 小沢一敬(以下、小沢)「うん。面白かったね。映像も設定も世界観も、俺の好きなタイプのやつだった。SF映画でありながら、ちょっとハードボイルドというか、今の時代のフィルム・ノワールっていう感じで」 ──もっと肩肘張って観る難解なSF映画かと思ってたんで
イラストレーター・信濃八太郎が行く 【単館映画館、あちらこちら】 〜「Shimane Cinema ONOZAWA」(島根・益田)〜
名画や良作を上映し続けている全国の映画館を、WOWOWシネマ「W座からの招待状」でおなじみのイラストレーター、信濃八太郎が訪問。それぞれの町と各映画館の関係や歴史を紹介する、映画ファンなら絶対に見逃せないオリジナル番組「W座を訪ねて~信濃八太郎が行く~」。noteでは、番組では伝え切れなかった想いを文と絵で綴る信濃による書き下ろしエッセイをお届けします。今回は島根・益田の「Shimane Cinema ONOZAWA」を訪れた時の思い出を綴ります。 文・絵=信濃八太郎 島