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WOWOW放送センター見学に参加しませんか?

 こんにちは。WOWOWの総務部の佐々です。

 私たちWOWOWは、1990年のBS放送の開局以降、東京・江東区辰巳に放送センターからお客さまに番組をお届けしています。
 都内から首都高速湾岸線を舞浜方面に走っていると、辰巳JCTを過ぎてすぐ左手方向に、放送センターの屋上に設置されたWOWOWのパラボラアンテナを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 開局以降、BS放送はデジタル・ハイビジョン放送となり、当初はひとつだったチャンネルも3チャンネルとなり、最近では配信サービスであるWOWOWオンデマンドも始まるなど、時代とともにサービス・役割が追加されながらも、一貫して辰巳・放送センターはWOWOWとお客さまをつなぐ役割を担っています。

江東区 辰巳・放送センター

 この辰巳・放送センターには、番組を収録するためのスタジオやカメラ機材、中継車などがあり、番組の映像編集やMA(Multi Audio=音の調整や収録作業)作業を行っています。また海外からの映像を光ファイバー回線経由で受けて録画したり、24時間365日、お客さまへの送出作業を行っていて、まさにWOWOWの放送・配信のすべてが辰巳・放送センターに集約されています。

数年ぶりのセンター見学、再開してみると…

 もともと放送センターでは、細々と受け入れはしていたのですが、コロナ禍により見学はいったん中止となってしまいました。時折ご要望をいただくことはあってもすべてお断りせざるを得ない状況が続くなか、ようやく2023年に、放送センターの管理体制がコロナ以前のレベルに戻ったことを機に、見学会の受け入れを再開。ポツポツとお問い合わせいただいた案件を中心に、2024年の春には10校程度の見学会を実施いたしました。

 久しぶりの見学会を実施していく中で、我々の受け入れ体制も少しずつ改善改良がなされていきました。また会を重ねるごとに放送センターの社員やスタッフのサポートも得られるようになってきました。
 作業現場に一般の見学者を入れるわけですから、どうしても再開当初は「ちょっと見させてください」という感じで館内を案内していたのですが、使っていないスタジオを立ち上げてくれたり、中継車を見せてくれたり、徐々に放送センター全体が久しぶりの見学会をポジティブに捉えてくれるようになりました。
 こうした受け入れ体制が整理されてきたことなどを踏まえて、今回は一歩進んで「見学会の募集」を行なってみようと思っています。

見学募集は、小さな一歩。

 実はこれまでの見学会の多くは一定の地域の学校に偏っていました。どうやら先生たちのネットワークで「WOWOWの放送センターは見学できるよ」という情報が口コミで広がっているようなのですが、せっかくなら全国の中学生たちにWOWOWや放送・配信サービスについて触れてもらいたい!
そんな思いが今回の募集をオープンにすることの原動力となりました。

 WOWOW以外の放送局でも見学会の取り組みはされていますし、大々的に毎日の受け入れをされている局もありますが、WOWOWの場合は専門スタッフなどを用意する余裕もないので、まずは条件が合致すればというところからのちいさなスタートです。
 それでもまず自分たちができることをやってみる。そして放送や配信メディアに興味がある中学生の皆さん(+先生)に、少しでもWOWOWを知ってもらえる機会を増やしていく。微力ながらWOWOWとしてできること&未来のファンを増やすチャンスのための一歩です。

 以上のような想いとともにWOWOWでは、中学生を中心とした見学会を受け付けますので、放送や配信サービスなどに興味のある先生や生徒さんはぜひご検討ください!

スタジオサブ見学の様子
マスタールーム見学の様子

 なお中学生の修学旅行プログラムに端を発している本企画ですが、東京近郊の中学生でも条件さえ合えば見学は可能です。募集条件をお読みいただき、ご興味ある方はご応募いただければと思います。皆さまにお会いできる日を楽しみにしております!

注:見学時はルールを守っていただく団体行動をお願いしております。誠に勝手ながら、運営上の観点から参加は中学生を対象とさせていただきます。ご了承ください。
 

■放送センター見学の応募要項はこちら

見学会へ参加を希望される方は上記リンク先からアクセスしてください。
※応募締切/2024年12月6日(金)まで

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