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2023年8月の記事一覧
来年デビュー50周年を迎える甲斐バンドが敢行した、1985年に開催した「BEATNIK TOUR」のセットリストを再現するプレミアムライブ。ステージで提示された彼らの新たな決意表明とは
撮影:三浦麻旅子 日本のロックシーンの歴史を紐解く上で、その存在抜きには語れないレジェンドがいる。それが甲斐よしひろ率いる甲斐バンドだ。 カルチャーとしてもビジネスとしても未整備であった70年代から80年代半ばの音楽業界。その中で、大いなる野心と反骨心を胸に、彼らは前例無き挑戦に挑み続けた。 無謀と言われながら開催した大規模コンサート。ニューヨーク3部作に代表される極限まで“音”を突き詰めたアルバム制作。甲斐バンドが駆け抜けた日々は、今なお人々の記憶に鮮明に刻まれてい
放送の前に、ぜひ読んでいただきたい長く熱いライブ感想レポート——「宮本浩次 Birthday Concert 2023.6.12 at ぴあアリーナMM『my room』」
【社内スタッフSによる 2023.6.12 宮本浩次「my room」 ライブレポート】 ステージには革張りの黒いソファと、ギターが2本。コップに注がれてテーブルに置かれた水と、花瓶に挿した赤いバラ。10,000人のキャパが超満員となったぴあアリーナMMはこの日、宮本さんと私たちだけの“小さな部屋”でした。 開演時間の19時過ぎ。楽屋からステージまでの道のりを宮本さんが悠々と闊歩するiPhone画面の映像がオープニングで流れ、「通りを越え行く」からライブがスタート。宮本
Charデビュー45周年企画として開催された、伝説のバンドJohnny, Louis & Charトリビュート公演。ゲストに金子マリを迎えたステージで示されたロックンロールの本質とは
日本の音楽シーンの変遷を語る上で欠かすことが出来ない存在。そして、今なお最高峰にして最前線に君臨するLIVING LEGEND、それがCharだ。 8歳でギターをはじめ、10代に入りバックギタリストとしてキャリアを重ねた彼は、そのスケールの大きなギターワークと卓越したテクニックで若くして知る人ぞ知る存在となる。 プロデビュー翌年の1977年には2ndシングル「気絶するほど悩ましい」が大ヒット。以降、シングルヒットを連発すると共に、俳優活動でも独自の存在感を発揮、