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WOWOW MUSIC MAGAZINE

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「WOWOW MUSIC MAGAZINE」では、WOWOWで放送・配信するライブの模様やインタビュー記事などを紹介!
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#音楽

「WOWOW MUSIC MAGAZINE」が、始まります!

音楽を愛する皆さまへ こんにちは、WOWOW公式noteです。 今月から「WOWOW MUSIC MAGAZINE」というマガジンが始まります。 1990年の開局以来、WOWOWでは邦楽・洋楽問わず、数多くの音楽番組・ライブ番組をお届けしています。 例えば今月、7月にWOWOWが放送・配信でお届けする音楽番組や、アーティストのライブ番組は100タイトル以上! 時代を彩る最先端の音楽から、レジェンドアーティストの円熟味のあるライブまで、高いクオリティーで数多くの「音楽」を

Charデビュー45周年企画として開催された、伝説のバンドJohnny, Louis & Charトリビュート公演。ゲストに金子マリを迎えたステージで示されたロックンロールの本質とは

 日本の音楽シーンの変遷を語る上で欠かすことが出来ない存在。そして、今なお最高峰にして最前線に君臨するLIVING LEGEND、それがCharだ。  8歳でギターをはじめ、10代に入りバックギタリストとしてキャリアを重ねた彼は、そのスケールの大きなギターワークと卓越したテクニックで若くして知る人ぞ知る存在となる。  プロデビュー翌年の1977年には2ndシングル「気絶するほど悩ましい」が大ヒット。以降、シングルヒットを連発すると共に、俳優活動でも独自の存在感を発揮、

【東方神起:インタビュー】6月の2大ドーム公演を前に、彼らが今、感じていることや伝えたい想いを聞いた。

インタビュアー:猪又孝 / フォトグラファー:SHIN ISHIKAWA(Sketch) —今年2月からの全国アリーナツアーについて、率直な感想をお願いします。 ユンホ このご時世で、いろいろな変化があったと思うんですけど、東方神起も結構長いブランクがありました。でも、会えなかったブランクがあったからこそ、ツアーでファンの皆さんに会えたうれしさと、感動がありました。本当に、1曲目から気合の入れ方が全然違ったんですよ。ものすごく興奮していて、抑えるのが大変でした(笑)。でも

デビュー35周年を迎えたBUCK-TICK。アニバーサリーライブ『BUCK-TICK 2022 "THE PARADE" 〜35th anniversary〜』から、DAY2“HIGH SIDE”の模様をレポート!

取材・文:大前多恵/撮影:田中聖太郎 メンバーの登場前からオーディエンスをBUCK-TICKの世界へと惹き込んでいくオープニング映像に続き、鳴り響いたのは「エリーゼのために」のロックンロールなリフ。アグレッシヴな幕開けにゾクゾクとさせられるのはDAY1の「ICONOCLASM」同様だが、より明るく開放的な滑り出しという印象。「BABEL」が始まると、ステージ手前をヴェールのように覆っていた巨大LEDスクリーンが上昇、櫻井敦司(Vo)、今井寿(Gt)、星野英彦(Gt)、樋口豊

高橋幸宏の50周年を、ゆかりのミュージシャン16組が集まってセレブレート! ミカ・バンド、YMOからソロ作品まで、オールタイム高橋幸宏ソングを演奏!

文=石角隆行 2022年9月18日、東京・NHKホールにて高橋幸宏の50周年をお祝いするイベント「LOVE TOGETHER 愛こそすべて」が開催された。残念ながら当人の高橋幸宏は、ライブが出来るほどの体調ではなく欠席。代わって高野寛率いるLOVE TOGETHER BANDの演奏の元、幸宏ゆかりのゲスト16組が参加し、高橋幸宏が50年の間に関わった曲を演奏。集まったオーディエンスを終始、沸かせた。 開演前、ステージには高橋幸宏の歴代シングル、アルバムのジャケット写真が映

夏といえばTUBE!彼らの33回目の横浜スタジアム公演は3年ぶりの有観客開催。3万人の大観衆が集結した、トリプルスリーを超えるクアトロスリーの記念碑的公演を全曲独占放送・配信!

 1991年から30年連続で、地元・神奈川のホームグラウンド・横浜スタジアムでコンサートを行ってきたTUBE。夏の風物詩として定着してきたが、コロナ禍の影響により2020年は無観客での開催、昨年はついに中止に。  2020年はデビュー35周年でもあったが、アニバーサリーライブもままならなかった。ファンもメンバーもスタッフも、それぞれにもどかしい思いを募らせてきたが、ついにその思いを解き放つときが来た。  今年9月3日。待ち望んでいた有観客でのハマスタ公演が実現。ライブ

BUCK-TICK、祝デビュー35周年。横浜アリーナで2日間にわたり開催した記念公演『BUCK-TICK 2022 "THE PARADE" 〜35th anniversary〜』、DAY1“FLY SIDE”の模様をレポート!

取材・文:大前多恵 / 撮影:田中聖太郎 オープニング映像に続いて鳴り響いたのは、「ICONOCLASM」の鋭い金属音とサイレンのようなギターリフ。紗幕状のLEDスクリーン越しに櫻井敦司(Vo)、今井寿(Gt)、星野英彦(Gt)、樋口豊(Ba)、ヤガミ・トール(Dr)の姿はまだ、透かし見ることしかできない。極限まで期待が煽られる中、次曲「BABEL」で樋口が繰り出す、ひたひたと魔が迫り来るような不穏なベースイントロに乗せLEDスクリーンが上がり、全貌がようやく露わに。後方L

アルバム『深海の街』収録楽曲とキャリアを彩る名曲の数々とを紡いで、ひとつの「ストーリー」を構成した松任谷由実。最新ツアーの中から東京公演の模様をいよいよ9/24(土)独占放送・配信!

撮影:田中聖太郎  人類が激動の渦の中に飲み込まれた2020年。世界の歴史に残るであろうこの時代を、シンガーソングライターとして作品に刻みたいー松任谷由実は強い覚悟をもって、12月1日に通算39枚目のオリジナルニューアルバム『深海の街』を発表した。  アルバム発表にともなう全国ツアーはコロナ禍の影響もあり、翌年9月30日開幕。年をまたいで2022年7月まで、スケジュールを3期に分けて全63公演。さまざまな困難を乗り越えて、彼女は約10カ月におよぶロングランに臨んだ。  今

Billboard CLASSICSシリーズに倖田來未が登場! フルオーケストラとの初共演、新アレンジで届ける名曲群を全曲ノーカットでWOWOW独占放送・配信!

取材・文=大前多恵 / 撮影=釘野孝宏  Billboard CLASSICSシリーズに倖田來未が登場、自身初となるフルオーケストラ公演が東阪4日間にわたって行なわれた。東京ではパシフィック フィルハーモニア東京、大阪では日本センチュリー交響楽団と共演。WOWOWでは、千秋楽となる6月28日の大阪・フェスティバルホールの模様を全曲ノーカットで独占放送・配信する。  総勢70名にも及ぶ交響楽団の面々がチューニングを終え、指揮・オーケストラ編曲を務める藤原いくろうが登場。ピア

TWICE『TWICE 4TH WORLD TOUR Ⅲ IN JAPAN』ライブレポート

文・取材=武市尚子 / 撮影=田中聖太郎 @seitaro_tanaka  2022年4月23日~25日。  追加公演を含む3日間にわたり、東京ドームにて実施されたTWICEの日本公演は、2021年12月25日の韓国公演を皮切りに、アメリカ5都市7公演でも開催された本ワールドツアーの一環でもあった。約2年振りの来日公演ということもあり、チケットは、先行・一般チケット共に瞬く間にSOLD OUTとなったという。依然として続くコロナによる“歓声はNG”という規制はあったが、会場