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【投票受付中!】教えてください、あなたのベスト3「W座映画賞」開催!

 はじめまして! 「W座からの招待状」5代目プロデューサー・Tです。
 今年「W座からの招待状」では、「W座映画賞」を開催することになりました。noteでは、番組と映画賞の内容をお伝えできたらと思います。
▼【W座からの招待状】「W座映画賞」ランキング投票大募集!

まずは「W座からの招待状」のご紹介から…!

 この番組は、WOWOWが3チャンネル開局をするタイミング(2011年10月)に誕生し、WOWOWが自信をもってオススメする珠玉の作品を放送している日曜午後9時の映画枠です。
▼「W座からの招待状」の詳細はこちら

 1本の映画を見て、文を小山薫堂さんが、絵を信濃八太郎さんが書き下ろし、さらに阿部海太郎さんの音楽と濱田岳さんのナレーションで仕上げた「招待状」が届く、という番組です。
う~ん…、贅沢ぜいたくです。

10月1日放送『窓辺にて』の招待状より 文=小山薫堂
10月1日放送『窓辺にて』の招待状より 絵=信濃八太郎

 ありがたいことに今年の10月で12年目を迎えまして、WOWOWの中では長寿番組です。
(2021年に10周年を迎えた際のnoteも面白いのでお時間あればぜひコチラも!)
▼小山薫堂×信濃八太郎が10周年を迎える「W座からの招待状」への想いを語る。

そんなW座で今年初めて「W座映画賞」を開催します!

 2022年12月から、2023年11月中旬までに「W座からの招待状」(以降、W座)で放送された映画50本の中から、視聴者の皆さんの「ベスト3」を投票いただき、ポイント計算をして金・銀・銅を決めよう! (それをゴールドW、シルバーW、ブロンズWと呼ぶ)という企画、名付けて「W座映画賞」を開催することとなりました!
 そして、今年12月に行なう公開収録にて受賞作を発表することが決定いたしました。カンヌ国際映画祭でいうパルムドール、ヴェネチア国際映画祭でいう金獅子賞、ベルリン国際映画祭でいう金熊賞というわけです!
 大げさですが、大真面目です(笑)。ちょっとワクワクしませんか…?

では、どんな作品がこの1年に放送されてきたのか一覧を見ていきましょう。

【2022年12月~2023年11月「W座からの招待状」作品一覧】
2022/12/04 『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』
2022/12/11 『ちょっと思い出しただけ』
2022/12/18 『カモン カモン』
2022/12/25 『前科者(2022)』
2023/01/01 『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
2023/01/08 『リスペクト』
2023/01/15 『ベルファスト』
2023/01/22 『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』
2023/01/29 『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』
2023/02/05 『太陽とボレロ』
2023/02/12 『リコリス・ピザ』
2023/02/19 『メタモルフォーゼの縁側』
2023/02/26 『エルヴィス』
2023/03/05 『耳をすませば(2022)』
2023/03/12 『PLAN 75』
2023/03/19 『ブラック・フォン』
2023/03/26 『X エックス』
2023/04/02 『キャメラを止めるな!』
2023/04/09 『神々の山嶺』
2023/04/16 『犯罪都市 THE ROUNDUP』
2023/04/23 『モガディシュ 脱出までの14日間』
2023/04/30 『オフィサー・アンド・スパイ』
2023/05/07 『ベイビー・ブローカー』
2023/05/14 『NOPE/ノープ』
2023/05/21 『さかなのこ』
2023/05/28 『川っぺりムコリッタ』
2023/06/04 『MEN 同じ顔の男たち』
2023/06/11 『トゥモロー・モーニング』
2023/06/18 『グッバイ・クルエル・ワールド』
2023/06/25 『土を喰らう十二ヵ月』
2023/07/02 『あちらにいる鬼』
2023/07/09 『マイ・ブロークン・マリコ』
2023/07/16 『ザリガニの鳴くところ』
2023/07/23 『別れる決心』
2023/07/30 『ミセス・ハリス、パリへ行く』
2023/08/06 『野球部に花束を』
2023/08/13 『ONODA 一万夜を越えて』
2023/08/20 『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』
2023/08/27 『LAMB/ラム』
2023/09/03 『パラレル・マザーズ』
2023/09/10 『やがて海へと届く』
2023/09/17 『犬王』
2023/09/24 『フェイブルマンズ』
2023/10/01 『窓辺にて』
2023/10/08 『夜、鳥たちが啼く』
2023/10/15 『Winny』
2023/10/22 『オットーという男』
2023/10/29 『そして僕は途方に暮れる』
2023/11/05 『犬も食わねどチャーリーは笑う』
2023/11/12 『ベネデッタ[R15+指定版]』

▼採点をされる方へ、作品の一覧表PDFも作りましたのでよろしければダウンロードして印刷してご活用ください!

 こうして一覧にすると、ボリュームがありますね!
 洋画28作品、邦画22作品の全50作品で、そのうちアニメ2作品、ドキュメンタリー1作品となります。

 少し振り返ってみると、監督自ら再編集した『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』や、後日談を描いた『耳をすませば(2022)』など名作リメイク系や、『キャメラを止めるな!』『神々の山嶺』のような日本の作品を海外のクリエイターがリメイクするという作品も印象的でした(リメイクではないですが、フランスの監督が小野田寛郎さんを描いた『ONODA 一万夜を越えて』もありました)。

 実際に起きた事件を描いたのは『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』『モガディシュ 脱出までの14日間』『オフィサー・アンド・スパイ』『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』『Winny』など、どれも世界を知ることができる作品でした。

 伝記的作品は、アレサ・フランクリンを描いた『リスペクト』と、エルヴィス・プレスリーを描いた『エルヴィス』。漏れなく涙を誘われました。

 また、スティーヴン・スピルバーグの『フェイブルマンズ』やケネス・ブラナーの『ベルファスト』など、監督の回顧録的な作品が多かったのもこの1年の特徴かもしれません(ポール・トーマス・アンダーソンの『リコリス・ピザ』も少しその要素がありましたね)。

 そして、番組で初めてゲストに監督をお呼びした今泉力哉監督作『窓辺にて』
 以前WOWOW映画部に所属されていた早川千絵監督の『PLAN 75』もこの1年のラインナップです。

この企画を開催するに当たって、ちょっとした原風景があります

 自分の話で恐縮ですが、私は昨年の半ばに担当を引き継いだ身でして、十年選手のスタッフさんたちがいる中でW座歴は最も浅いです。

 W座の“駆け出し”も駆け出しだった今年の頭、スタッフが集まった時にふと自然に「2022年のW座マイベストは何だったか?」という話になりました。
 皆さんお気に入りの作品をあれも良かったこれも良かったと発表し合い、さらにスタッフAさんがスマホのメモを起動すると、ズラっと映画館で鑑賞した作品がランキング状に並んでいるではないですか!
 するとスタッフBさんが「あ、私も記録しています!」とメモを起動して、ランキング発表合戦は続きました。とても好きな光景でした。

 私もいつもW座の映画や、映画館での上映作品を鑑賞するとチマチマとメモをするのですが、年末になると社内の映画好きの同僚や先輩をつかまえては、この1年で何が面白かったか? 素晴らしかったか? と話すことをひそかな楽しみにしています。そんな風景がこの「W座からの招待状」にもあることを知ったのです。

みんなで賞をつくるワクワク

 話は戻りますが、今年初頭の映画談議をしていた際に、「番組をご覧になっている方がどんな感想を持たれているか聞いてみたいね」と、そんな話に発展していきました。

 この「W座映画賞」が1年を振り返るきっかけだったり、ご自身の琴線に触れる作品を探すきっかけになったらうれしいと思っています。

 投票は小山薫堂さん、信濃八太郎さんも、そして関わっているスタッフも総出で行ないます! 視聴者の皆さんと番組で一緒に何かをつくるという体験ができることにワクワクしています。

 投票フォームには理由を書く自由欄もありますので、ぜひ感想もお聞かせいただけたらうれしいです!

★投票はコチラから★

▼【W座からの招待状】「W座映画賞」ランキング投票大募集!

★12月公開収録への参加応募はコチラから★

▼12/14開催 第3回「W座FILM CLUB」公開収録

 皆さまのご参加、とても楽しみにしております。ぜひ、あなたのベスト3をお聞かせください! お待ちしております!

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