【人気解説者が選ぶ!】UEFA CL・EL グループステージベストイレブン(ベン・メイブリー/林陵平/坪井慶介)
2023年9月に開幕した「UEFAチャンピオンズリーグ・UEFAヨーロッパリーグ2023-24シーズン」も12月でグループステージが終了しました。2024年2月からは決勝トーナメントが開幕します。今季は久保建英(レアル・ソシエダ)、冨安健洋(アーセナル)、三笘薫(ブライトン)、遠藤航(リヴァプール)ら日本代表の主力選手が欧州の舞台で大活躍し、見事決勝トーナメント進出を決めました。たちはだかるのは、欧州のビッグクラブ。そしてCL史上最速ペースでゴールを量産しているホーラン(マンチェスター・シティ)や、20歳の天才・ベリンガム(レアル・マドリード)ら、新時代を彩るスターたち。“侍たち”は日本のサポーターに何を見せてくれるのか―。
今回は、決勝トーナメントの前に、グループステージで活躍した選手を振り返ります。テーマに沿って選出した“ベストイレブン”を紹介してくれるのは、今をときめく人気サッカー解説者3人です。
<ベン・メイブリーが選ぶベストイレブン>
英国系欧州舞台大活躍イレブン
ベリンガムやケインといった止められないエースに加えて、まだ世界的ではない選手も選びました。即戦力もポテンシャルもサプライズも全て兼ね備えるチームを、今はやりの3-2-2-3形で形成し、試合の主導権を握ります。
■GK:ポープ(ニューカッスル)
開幕のミラン戦、好セーブ連発(枠内シュートを止めた回数が9)でクリーンシートと勝ち点1に大きく貢献した。ドルトムントに敗れた2試合でも相手のシュートを何本も止めてニューカッスルの望みを必死に守った。
▽ポープの好セーブ(MD1 ミラン戦)はこちら!
■右CB:リコ・ルイス(マンチェスター・シティ)
19歳の若さでペップの信頼を受けてさまざまな起用法を安定してこなし、前回王者マンチェスター・シティの先発に5回も出て、3アシストを記録した。
■CB:クアンサー(リヴァプール)
クロップ監督の新発見。CBけが人問題が続く中でヨーロッパリーグの先発メンバーに定着。サン=ジロワーズ戦ではゴールをマークした。
▽クアンサーのゴール(MD6 サン=ジロワーズ戦)はこちら!
■左CB:トモリ(ミラン)
MD6のニューカッスル戦での神タックルで、ミランをヨーロッパリーグのプレーオフ進出に導いた。
▽トモリの神タックル(MD6 ニューカッスル戦)はこちら!
■右ボランチ:ロドリ(マンチェスター・シティ)
今季も欧州最強チームの最も重要な一人。
■左ボランチ:ライス(アーセナル)
アーセナルにとって久々のチャンピオンズリーグをたった4失点で首位通過の好成績を支える、新しい中盤の要。MD4のセビージャ戦ではサカのゴールもアシスト。
▽ライスのアシスト(MD4 セビージャ戦)はこちら!
■右MF:ウォード=プラウズ(ウェスト・ハム)
ヨーロッパリーグのグループステージではウェスト・ハムの10ゴール中、4つをアシスト。
■左MF:ベリンガム(レアル・マドリード)
初戦の土壇場決勝ゴールを皮切りに4ゴール、3アシストと、レアル・マドリードを全勝に彼が導いたと言っても過言ではない。
▽ベリンガムの決勝ゴール(MD1 ウニオン・ベルリン戦)はこちら!
■右FW:サカ(アーセナル)
3ゴール、4アシストと、絡んだゴールは7ゴール。それよりも多くのゴールに絡んだ選手はいない。特にMD1のPSV戦で先制点を自ら決め、2点目もアシストすることで、アーセナルを好スタートに導いた。
▽サカの1ゴール、1アシスト(MD1 PSV戦)はこちら!
■FW:ケイン(バイエルン・ミュンヘン)
新天地で4ゴール、3アシストとゴールを量産するだけではなく、チームプレーにすぐなじんでバイエルンのグループステージ突破に大きく貢献。
■左FW:ジョアン・ペドロ(ブライトン)
クラブ史上初出場のヨーロッパリーグで誰よりも多い6ゴールを記録。安定した活躍でブライトンの首位通過に貢献。
<林陵平が選ぶベストイレブン>
まさにグループステージ ベストイレブン〜王道からいぶし銀まで〜
バランスを意識して1チームから1人のみのルールで選出しました。CLのグループステージ1位突破のチームから8人を、2位突破のチームから3人を選出しました。
■GK:プロヴェデル(ラツィオ)
ラツィオの決勝トーナメント進出に貢献する安定したプレーを評価。
MD1の試合終了間際の劇的なヘディングゴール(アトレティコ・マドリード戦)はすごかった。
▽プロヴェデルのヘディングゴール(MD1 アトレティコ・マドリード戦)はこちら!
■右SB:ディ・ロレンツォ(ナポリ)
安定したパフォーマンス。攻守に置いてアベレージが高い。
■右CB:スべルディア(レアル・ソシエダ)
レアル・ソシエダ1位通過に貢献。リーダーシップとカバー能力が高い。
■左CB:フンメルス(ボルシア・ドルトムント)
ベテランながらもラインコントロールとフィードの能力が高い。
■左SB:ジョアン・カンセロ(バルセロナ)
プレス回避の名手。
■右MF:サカ(アーセナル)
現代ウインガーの全てを兼ね備えている(ドリブル・スピード・シュート・収める)。
■右ボランチ:ロドリ(マンチェスター・シティ)
ゲームコントロールに秀でた攻守において代えが利かない選手。
■左ボランチ:ベリンガム(レアル・マドリード)
王様。
■左MF:グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
基礎技術の能力が高く気が利く選手。
■右FW:ケイン(バイエルン・ミュンヘン)
前線でなんでもできるオールラウンダー。パーフェクトストライカー(9.5番)
■左FW:オペンダ(ライプツィヒ)
カウンターの申し子。トップスピード&決定力。
▽オペンダのカウンター(MD2 マンチェスター・シティ戦)はこちら!
<坪井慶介が選ぶベストイレブン>
プレミア絶好調のアーセナルを中心に大活躍選手をピックアップ!
浦和レッズ時代に対戦経験があり今季絶好調のアーセナル所属選手を中心に選びました。左CBバックは冨安選手をひいき目なしに選びました。このような企画で日本人選手をベストイレブンに選定できることが誇らしいです。
■GK:プロヴェデル(ラツィオ)
初戦(アトレティコ・マドリード戦)の見事なゴールの衝撃が強い。
■右SB:トラオレ(レアル・ソシエダ)
好守両面の運動量、対人守備の貢献度。
■右CB:スべルディア(レアル・ソシエダ)
チームの失点の少なさは、彼なしでは考えられない存在。
■左CB:ヴィツェル(アトレティコ・マドリード)
今季よりボランチではなくセンターバックとして活躍。サイズと持ち前のパスワークでアトレティコのディフェンスラインを牽引。
■左SB:冨安健洋(アーセナル)
アシストと好守にわたる安定感
▽冨安チャンピオンズリーグ初のフル出場(MD2 RCランス戦)はこちら!
■右ボランチ:ベリンガム(レアル・マドリード)
パス良し、ドリブル良し、得点も取れる。全てが高水準。
■左ボランチ:ロドリ(マンチェスター・シティ)
チームの心臓として機能し続けている。
■右MF:サカ(アーセナル)
アシストという結果とドリブルは脅威。
■MF:グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
攻撃の中心としての存在感と得点。
■左MF:クヴァラツヘリア(ナポリ)
ドリブルのキレ、質良し。チャンスメイクも多い。
■FW:ガブリエウ・ジェズス(アーセナル)
得点数とシュートに至るまでのセンス。
▽ジェズス1ゴール1アシストでMVP・CL3戦連続ゴール(MD3 セビージャ戦)はこちら!
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