実在のジャーナリストを描いた1本の映画から、「現場に行くこと」を考える
文=安田菜津紀 @NatsukiYasuda
今回取り上げるのは、1930年代、スターリン独裁政権下の旧ソ連を舞台にした『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』(’19)。
実在のジャーナリストの姿を描きながら、体制が覆い隠してきた人々の窮状をあぶり出していくこの映画から、SDGsの「目標2:飢餓をゼロに」「目標16:平和と公正をすべての人に」を実現するために必要なジャーナリズムの役割を考えます。
(SDGsが掲げる17の目標の中からピックアップ)
権力が隠そうとする