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ひろがる。私たちのオリジナルドラマ

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WOWOWの作り手たちが、こだわりとプライドを持って制作しているオリジナルドラマ。その裏側にはお客様には伝えることのない作り手たちの情熱や試行錯誤があります。そうした”作り手たち…
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#連続ドラマW

【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の4人の監督が徹底的にこだわり抜いた演出とは?【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー①/第1話~第4話】

取材・文=柳田留美 【第1話:伝説の熊撃ち/directed by 久保茂昭】動物たちの動きをよりリアルに―。見る者に“重力”を感じさせる動物の再現―久保監督は本ドラマだけでなく、映画『ゴールデンカムイ』の演出も担当されていますが、原作の世界観を再現するに当たり、どのような点を意識されましたか? 「週刊ヤングジャンプ」で連載中だった「ゴールデンカムイ」を初めて読んだとき、まず「画」の力に引き込まれました。だからこそ、映像では原作者の野田サトル先生が「画」に込めた魂を表現し、

【山﨑賢人:インタビュー】 ドラマ「ゴールデンカムイ」ならではの杉元佐一の変貌ぶりと、大切な相棒アシ(リ)パさんへの想いを語る。

取材・文=遠藤薫 深まるアシ(リ)パとの絆! 恒例の杉元の“食レポ”も進化!? ――2024年1月に公開された映画版も大好評でしたが、今回の連続ドラマでの主人公・杉元の見せ方の違いなどは意識されましたか? まず「ゴールデンカムイ」は金塊探しの“旅”をしていく話なので、続きものの連続ドラマにすごくマッチしている題材なんだろうなというのは、ドラマ化のお話しをいただいたときから思っていましたし、撮影中も完成した作品を見ても同じことを感じました。いろいろなキャラクターが次々に登場

大森立嗣監督が視聴者に解釈を委ねるこだわり抜いた演出法―。「連続ドラマW 完全無罪」を通して伝えたい“冤罪(えんざい)”の残酷さ【ひろがる。私たちのオリジナルドラマ】

取材・文=小田慶子 撮影=中川容邦 大森立嗣監督が全5話の脚本を執筆、冤罪に向き合う人々の揺れる心情を描く ―まず「完全無罪」を制作することになった経緯を教えてください。 植田春菜プロデューサー(以下植田)「実は、放送にこぎ着けるまで4年ほどかかった企画なんです。最初は制作プロダクションの神山プロデューサーが提案してくださった原作でした。大門剛明さんの小説はこれまで『連続ドラマW ヒトヤノトゲ〜獄の棘〜』(’17)、『連続ドラマW 両刃の斧』(’22)と、WOWOWでよく

俳優・内田理央に特別インタビュー! 「ダブルチート 偽りの警官」のシリーズを通しての魅力とは―。

 取材・文=柳田留美 不器用だけど、ピュアで真っすぐな“宮部ひかり”の魅力 ―内田さんは2019年に「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」にも出演されていますが、WOWOW制作のドラマについてどのような印象をお持ちですか?  「盗まれた顔」も今回の「ダブルチート 偽りの警官」も警察官役なので、警察組織の内部など深い部分に迫るサスペンスが得意というイメージがありますね。そういったダークなテーマに挑戦できるのもWOWOWのドラマの良さだと思います。 ―今回の「ダブ

亀梨和也の指先にまで込めたこだわりの演技に注目! 鈴木浩介監督が語る「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」の魅力とは

取材・文=柳田留美 多くの作品を手掛けているからこそ感じる、“WOWOWドラマ”の良さとは ―鈴木監督は、「連続ドラマW ギバーテイカー」「ヒル」「連続ドラマW シャイロックの子供たち」など数多くのWOWOWの作品を手掛けていらっしゃいますが、WOWOWドラマならではの魅力はどこにあると思いますか。  WOWOWドラマにはCMが入らない、そこは大きいですね。CMのタイミングの制約なしに、緊張感を途切れさせることなく視聴者を作品の中へといざなえるのが魅力なのではないでしょう

イヤミスを“反面教師”にして現実を生きてほしい。「坂の上の赤い屋根」の原作者・真梨幸子×ドラマプロデューサー対談【ひろがる。私たちのオリジナルドラマ】

取材・文=大谷道子 撮影=中川容邦 ドラマ化の条件は「原作より面白く」。人の数だけ作られる真実への警鐘 ―まずは原作との出合いについて教えてください。   村松「以前から真梨さんの新刊が出るたび読んでいます。WOWOWで2015年に連続ドラマ化させていただいた『5人のジュンコ』は、WOWOWに中途入社する前でしたが、自分もいつかこうしたドラマを手掛けてみたいと思っていました。独身のキャリアウーマンたちの心の闇を描いた『女ともだち』(2012年/講談社刊)や、AV女優の連続