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皆さまの「#映画にまつわる思い出」をご紹介! 担当者が選ぶ、読むとちょっと前向きになれる作品10選

 こんにちは! 現在開催中の「#映画にまつわる思い出」投稿企画を担当している、WOWOW公式noteの担当者Nです。

 募集開始から2週間が経過し、皆さまからたくさんの投稿をいただいており、とてもうれしいです! すでにご投稿いただいた皆さま、本当にありがとうございます。一つ一つ、大切に読ませていただいております。

 まだ何を書こうか迷われていらっしゃる方のご参考になればと思い、今回は、皆さまから寄せられた投稿の中からいくつかの作品をピックアップしてご紹介させていただきます。
(こちらのピックアップは、入賞作品の選考とは関係ありませんのでご了承ください!)

 さて、3月もそろそろ終わり、もうすぐ新年度を迎えますね!
皆さまの新年度・新生活のスタートがより良いものとなりますよう、今回は担当者が読んでちょっと前向きになった、元気をもらった、思わずクスっと笑ってしまった作品をピックアップしてお届けします!

人生のバイブルと出会う喜び|菊地早秋|note

素敵な映画を鑑賞したあと数日間は余韻に浸ることがある。そのおかげで日常を乗り越えることが出来たりするものだ。

映画を観ること自体もエネルギーになるけれど、作品群のなかから偶然人生のバイブルを見つけてしまった時は、エネルギーでは表現できないほどの更に大きな力になる。

「人生のバイブルと出会う喜び」より

〈担当者のコメント〉
分かります…!また観るタイミングによっても、作品に対する感じ方が全然変わってくる事もありますよね。余韻が心地良かったり、考えさせられるものだったり…、おかげで日常を乗り越えられるような映画に出会えたときは、少し前向きな気持ちになりますね。

映画鑑賞を趣味にしたい話|まがり|note

「映画鑑賞が趣味です」と聞いて、カッコいいと思うのは僕だけだろうか。
 
映画館で映画を観るのって、オトナな趣味だと思う。家で配信している作品が観られるこの時代で、わざわざ映画館でけっして安くはないお金をはらって、というところにこだわりを感じる。
 
そんなあこがれから、このまえ映画館で『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきた。映画鑑賞趣味計画の第一歩を踏みだしたわけだ。

「映画鑑賞を趣味にしたい話」より

〈担当者のコメント〉
新しいことを始める、第一歩となったエピソードですね。“趣味にしたらカッコいいと思ったからやってみる”、という考え方もいいですね! 動機はさまざまでいいと思います。ぜひこれからも素敵な映画にたくさん出会って、まがりさんにとって「映画鑑賞」がカッコいい趣味になるといいなあと願っています!

誰かと一緒が映画の思い出になっていた|だら子|note

映画にハマってから、すぐにひとり映画が好きになった。
誰かと一緒にいると、ストーリーに集中できない。
映画館でも、家でも、誰かと一緒に観るの回数は少なくなったように思う。
 
しかし、このnoteのお題で思い出した映画は、全て誰かと一緒にみた映画だった。

中学生のとき。ゆきちゃんちで。
彼女の「チャッキー」モノマネと一緒に観た「チャイルドプレイ」
内容は全く思い出せないけど、みんなで爆笑したことだけは鮮明に覚えている

「誰かと一緒が映画の思い出になっていた」より

〈担当者のコメント〉
詳細なストーリーは思い出せなくても、「あの映画面白かったなあ」とずっと心に残っている作品ってありますよね。みんなで爆笑した記憶と紐づいた映画体験、いいですね! 学生時代にくだらないことで笑っていた日々を何かのきっかけで思い出すと、ちょっと気分が晴れやかになりますね。

エッセイ シネマ見ましょかお茶飲みましょか(#映画にまつわる思い出)|へいた|ショートショート|note

「スター・ウォーズ観に行こうよ!」
 今度は教室で友人が言う。
「観た。3回」
「大好きか!」
 友人の華麗な突っ込みが炸裂する。なるべく大袈裟にことの顛末を語りながら私は決心した。もう誰かと映画を観に行こうなどとは思うまい。私は観たい映画を観たいのだ。しかも観るのは一度だけでいい。誰かと一緒にいたいのと、自分が好きなものを楽しむ行為は分けて考えよう。

「エッセイ シネマ見ましょかお茶飲みましょか(#映画にまつわる思い出)」より

〈担当者のコメント〉
3回観ることになった“ことの顛末”は、皆さまも作品を読んでいただければと思いますが、へいたさんの各シチュエーションでの心情に共感しつつ、思わずクスっと笑ってしまいました(笑) 時には“分けて考える”ことの大切さも学ばせていただきました!

梅田行き芸バスから、もう映画は始まっているんだ。 #映画にまつわる思い出 |瑞野蒼人_mizuno_aohito|note

大阪都心に近づけば近づくほどダイナミックな街並みになっていくのを見て、何度もワクワクしていた。だって、いつもの電車移動とは絶対に見られない景色と、バスの揺れ。映画を見るための移動とは思えない、ちょっとした小旅行のような感覚が私を包むのだからたまらない。
この時間がとても好きだった。
この間に、好きな音楽を聴いて気持ちを上げたり、映画の前情報をチェックして出演者のことを調べたり、予告編を見たり。一通りやることが落ち着いたら、窓の外の綺麗な夕日を見ながらのんびり黄昏れる。バスのシートにもたれている時間からもう映画は絶賛上映中だ。

「梅田行き芸バスから、もう映画は始まっているんだ。#映画にまつわる思い出」より

〈担当者のコメント〉
ただの移動時間として過ごすのではなく、もう移動の段階から映画を楽しんでいる瑞野蒼人さんの発想に、なるほど! と思いました。移動中にモチベーションを高めることは、映画以外の用事の時にも活用できそうだなあと感じました。たとえ面倒な移動であっても、気分が明るくなる考え方ですよね! 「大阪芸大に通ってる映画好きの生徒」ではない私にも、ちゃんと響きましたよ!! (笑)

家族の絆は世界を救う?!スターウォーズからエブエブまで|素晴木あい subarasikiai|note

そういえば映画という時間の中で主人公として過ごした時間は、それも私自身の一つの人生のようです。
 
私もこの映画の主人公であるエヴリンのように、様々な世界でスキルを学び取り、今度はうまく現実の世界に向き合ってみたいと思います。

「家族の絆は世界を救う?!スターウォーズからエブエブまで」より

〈担当者のコメント〉
今年のアカデミー賞を席巻した「エブエブ」を観られての、前向きな感想ですね!映画の観方として、“主人公と過ごした時間”という感覚が面白いなあと思いました。私もその感覚を意識して、改めて観てみようと思いました!

ただの大学生がハンガリーで映画に出てみた。|ジェームス -James-|note

こんな貴重な経験はなかなか無いので、すごく楽しむ事が出来ました。
なんとか勇気を出して行ってみた自分を褒めたいと思います。
みなさんも1ミリでもやってみたいなって事があったら、後悔しないように挑戦してみましょう。

「ただの大学生がハンガリーで映画に出てみた。」より

〈担当者のコメント〉
ハンガリーで映画に出演という珍しい体験記で、一気に読み入ってしまいました。こういった「#映画にまつわる思い出」もあるのですね! 何かにチャレンジしたり新しいことを始めるにあたって、背中を押してくれるような作品でした!

映画「RRR」を見た後にインドカレー屋に行ったらですね|でら@水曜と日曜の夜に投稿|note

映画終了後。
 
3時間トイレに行かないように何も飲まず食わずだった胃。そんな彼が『あのー、自分…そろそろ…』と空腹を主張してきました。
 
この映画の後は…絶対にインド料理以外はあり得ない。
 
と、近くにあるインドカレー屋に行くことに。 

「映画『RRR』を見た後にインドカレー屋に行ったらですね」より

〈担当者のコメント〉
今年のアカデミー賞で歌曲賞を受賞した話題のインド映画『RRR』を見た後の思い出エピソード、面白くて仕事中に声を出して笑ってしまいました(笑) 映画の後に、映画にまつわる食事をとるのもいいですね!

人生と映画 Ⅰ|KILIG|note

少しでも映画を観たあの時の感覚を感じていたい、余韻に浸りたいと思いたち、noteに少しずつでも文字に起こしていこうとなりました。
 
いろんな方に新しい映画を知るきっかけや、映画に対する向き合い方、私もこの映画好き!という共感などいろんなことを分かち合えたらうれしいなと思います。

「人生と映画 Ⅰ」より

〈担当者のコメント〉
この「#映画にまつわる思い出」投稿企画がきっかけ…になったかどうかは分かりませんが、KILIGさんはこれを第1回として、noteで映画の記事を今後もシリーズ化していくとのこと、わくわくしますね! 映画の内容にまつわる(?)夢も書かれていて、読んでいて明るく前向きな気持ちになりました。

それでも、たくさんの映画は私を救ってくれた|紬|note

どれもこれも大事な思い出である。高校生の時に初めて洋画を見始めたときとか、初めて一人で映画館に行ったこととか、今はもう借りることのなくなってしまったDVDとか、地元の映画館のこととか。
 
そんな全てを抱えて、これからは自分の好きなことで誰かとつながっていきたいと思う。そして、他の世界が好きな人たちともたくさん話をしていきたい。

「それでも、たくさんの映画は私を救ってくれた」より

〈担当者のコメント〉
途中の思い出エピソードに共感できたり、作品内に出てくる”出版社の人から言われた”という言葉が刺さったりしながらじっくり読み進めて、いろんな感情が湧き上がりながらも、最終的に前向きな気持ちになれる作品でした!

 以上、10作品をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
 皆さまそれぞれの人生を豊かにする”映画体験”があって、今回それをたくさん読ませていただけて、担当者としてとっても幸せです!
また作品ピックアップ第二弾として、皆さまから頂いた作品を紹介できればと思っていますので、お楽しみにしていただけたらうれしいです。
映画ライターやお笑い芸人など、著名人の方々に書いていただいた参考作品も以下のマガジンにまとめていますので、まだ読んでいないという方はぜひ覗いてみてくださいね!

【参考作品】

映画ライターのよしひろまさみちさん、SYOさん、イラストレーターの信濃八太郎さん、作家・映像作家の中村佑子さん、お笑い芸人のインパルス板倉俊之さん、中山功太さん、ぼる塾酒寄希望さんに、「#映画にまつわる思い出」の参考作品を書いていただきました。

コラムの募集締め切りは、4月9日(日)まで。皆さまからのご投稿、まだまだお待ちしております!!

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