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【4/9締切!】皆さまの「#映画にまつわる思い出」をご紹介! 担当者が選ぶ、“人生をちょっと豊かにするためのヒント”がもらえる作品10選

 こんにちは! WOWOW公式noteの担当者Nです。
現在開催中の「#映画にまつわる思い出」投稿企画が、いよいよ1週間後の4月9日(日)に締め切りを迎えます!

 すでにたくさんのご投稿をいただき、本当にありがとうございます!
皆さまの“映画体験”を読ませていただいていると、感動したり、クスっと笑ってしまったり、何だか懐かしくなったり…、さまざまな感情が湧き上がってきて、とても豊かな気持ちになります。

 募集締め切りが迫る中、何を書こうか迷われていらっしゃる方のご参考になればと思い、今回も皆さまから寄せられた投稿の中からいくつかの作品をピックアップして、ご紹介させていただきますね!
(こちらのピックアップは、入賞作品の選考とは関係ありませんのでご了承ください!)

▼前回のピックアップ作品紹介はこちら

 今回は、読むと新たな発見や学びがあったり、心がラクになったり、誰かの“人生をちょっと豊かにするためのヒント”になり得るかもしれないと感じた作品を、ぜひ皆さまにも共有したいと思ったのでご紹介します!

たった2時間じゃ世界は変わらない|あいこうしょうた|note

「この2時間で、仕事で何か急ぎの連絡とかあった?」
 
映画が終わってから聞いてみると、後輩は携帯を確認しながら首を横に振った。
 
「いえ、特には」
 
「でしょう。そんなもんなんだって。2時間くらい抜けたって、世界は大して変わらないんだよ」

「たった2時間じゃ世界は変わらない」より

〈担当者のコメント〉
切羽詰まって、根詰めて、日々お仕事に追われてしまっている方も多いのではないでしょうか。私もこの先、忙しくて余裕が無くなってしまうような時には、” 2時間くらい抜けたって、世界は大して変わらないんだよ”という言葉を思い出して、映画を観たり息抜きの時間をつくりたいと思います!


無言の会話|Dear me.|note

半年ほど前に訪れた島根で、
素敵な映画館を経営するご夫婦に出会った。
 
そこで、インタビューアーからの、
「これからどういう場所にしていきたいですか?」という質問に対して、
その旦那さんは、
 
《無言の会話》を大切にしたい。
 
と答えた。

「無言の会話」より

〈担当者のコメント〉
言葉を使ったコミュニケーションに疲れてしまった時には、映画を観て“無言の会話”を楽しむのもいいですね! Dear me.さんが“ちょっと救われた気分”になったという文章を読んで、またきっとどこかの誰かが、ちょっと救われた気分になるのではないかなと思いました。


3月24日のタイムは映画『わたしの幸せな結婚』開始10分で号泣😭山本未來さんに惚れた😍|さとうタイム|note

観終わった後
自分が身動き取れないって思うのは、自分の思いも原因の1つだったりするんだろうな🤔
と余韻に浸った。物理的に無理なこともあるかもしれないが、気持ち1つで乗り越えたり、乗り越えられなかったり、自分の敵はまさに自分。そんなことをグルグル考えた。

「3月24日のタイムは映画『わたしの幸せな結婚』開始10分で号泣😭山本未來さんに惚れた😍」より

〈担当者のコメント〉
映画を観た後の余韻に浸る時間って、有意義ですよね。さとうタイムさんが書かれているように、自分の気持ち一つで状況が変わっていくこともあると思います。気持ちの持ちようって本当に大事ですね! この他にも、さとうタイムさんの文章の中にはハッとさせられる言葉がいくつもありました!


私が変わったことにより、軽い気持ちで見ていたコメディ映画がサイコホラー映画に変身した話|ふるやゆうこ(ふるってぃ)|note

同じ映画でも、自分の立場や環境の変化によって、その映画の感想や印象が変わることが多々ありますね。
子供のころ見ていた映画が大人になってみると新たな発見があったり、
子を持つ親になることで感情移入先が変わったり…。

「私が変わったことにより、軽い気持ちで見ていたコメディ映画がサイコホラー映画に変身した話」より

〈担当者のコメント〉
ふるやゆうこ(ふるってぃ)さんの作品を読ませていただいて、映画は変わっていないのに、同じ映画を久しぶりに観ることで“自分が変わった”ということが実感できる、という学びがありました。これを機に、私も昔観た映画をもう1回観てみようと思います!(自分が望んでいた方向に変われているな、と実感できるといいのですが…笑)


初めて落涙した映画体験─ 2023年「On Your Mark」再上映|のざわあらし|note

 俺は己の感情に対して理由を探し求めてしまう癖がある。だが、今回の件でふと感じた。己の涙の理由を詮索するのは野暮かもしれない。感情の分析とラベリングをする度に、透明なはずの涙が余計な色で染まってしまう気がした。

「初めて落涙した映画体験─ 2023年「On Your Mark」再上映」より

〈担当者のコメント〉
感情に対して理由を探す癖があるというのは、私自身も読んでいて共感できる部分がありました。涙の理由は、その時は分からなくても、いずれ自分の人生経験が追いついた時、後から分かるってこともありますよね。分からないときは無理して詮索しなくてもいい、と思うと、何だか少しラクな気持ちになれました!


「どん底まで落ちたら、行き先はひとつ!上がるだけ!」|なのはな|note

この作品は、栄養ドリンクみたいな作品なのだ。
日常的に摂取するものではないけど、
元気が出ない時に見ると、
笑って泣けて、感動して
「明日からも元気に頑張ろう」と思える。

「『どん底まで落ちたら、行き先はひとつ!上がるだけ!』」より

〈担当者のコメント〉
映画のことを“栄養ドリンク”に例えられているなのはなさんの感性に、なるほどなあと思い、発見がありました。私もこの先、色々試した上で、ここぞという時に頼れる“栄養ドリンク”を見つけたいなと思いました!


2つのベーグルを覗いて考えた映画への向き合い方|朝比奈 薫|note

難しく考えすぎていた。頭の中で考えをこねくり回してしまう悪い癖が出ていた。ただ楽しめばいいんだよ。そうだ。
 
そうすれば自然と映画を見る経験を何度も重ねるのだから自分の価値観も理解していけるし、なによりこれまで試行錯誤してきた「自分の意見が持てない問題」も自然に解決する。

「2つのベーグルを覗いて考えた映画への向き合い方」より

〈担当者のコメント〉
朝比奈 薫さんの作品を読ませていただいて、映画への向き合い方について私も考えさせられました。Twitterやレビューサイトでの評判などを見てしまうと、気付けば「これって本当に自分の意見だったっけ?」と思うくらいに影響されてしまっていたこと、振り返ってみれば私にもあったかもしれません。“ただ楽しめばいい”とまっさらな気持ちに立ち返ってみることの大切さに気付かされました!


だから、映画を好きになった。|ららららららん|note

私は、自分を理解してくれる人というのは、人同士の中のみだと思っていた。人と人とが顔を合わせて話すことでしか、存在し得ない。だけど、違った。それは、映画にも可能である。私は、たしかにそのとき、映画に受け入れられたと思った。

「だから、映画を好きになった。」より

〈担当者のコメント〉
本当に自分を理解してくれる人に出会える確率ってごくごくわずかなんじゃないかなあと思ってしまう私ですが…、それは人同士の中のみに存在するのではなく、“映画に受け入れられたと思った”というららららららんさんの文章を読ませていただいて、「そういう感覚になれることもあるのか!」と何だか希望が持てたような気がしました。


「千と千尋」と就活|ユカリ|note

私は働くということを、個人的なやりたいこと、自己実現として捉えていたけれど、仕事として存在するからには、誰かのためになっているのであり、どう人のためになりたいのかというところで、出版社を選ぶべきだった。

「『千と千尋』と就活」より

〈担当者のコメント〉
就活の思い出と映画が結びついているというユカリさんの作品を読ませていただき、私も自分の就活時代を思い出し、大切なことに気付かされました。そして改めて、今回の「#映画にまつわる思い出」投稿企画も、どこかの誰かのためになっていたらいいなあと思いました。


久しぶりに映画館に行ったら「『君』は『君』だから好き」と、我が子に伝えたくなりました|花鳥風月|note

私は長年、今でも、生きづらさから解放されたくて、自分らしさを探し続けている気がします。今も、自分らしい生き方ってどうすればいいのか悩むことも当然にある。
 
この映画を観て、自分らしさの「らしさ」は、誰かによって作らされたものじゃ、ダメなんだと思いました。

「久しぶりに映画館に行ったら『「君」は「君」だから好き』と、我が子に伝えたくなりました」より

〈担当者のコメント〉
ドラえもんの映画を観たという花鳥風月さんの作品を読ませていただいて、私も「自分らしく生きること」の“らしさ”の部分について、深く考えさせられました。世間の目を気にしすぎず、完璧を求めすぎず、自分の中から放出される“らしさ”に出会いたいものですね!

 以上、皆さまの”映画体験”が、またほかの誰かの人生をちょっと豊かにすることにつながればという願いを込めて、今回も10作品をご紹介させていただきました!

 映画ライターやお笑い芸人など、著名人の方々に書いていただいた参考作品も以下のマガジンにまとめていますので、まだ読んでいないという方はぜひ覗いてみてくださいね!

【参考作品】

映画ライターのよしひろまさみちさん、SYOさん、イラストレーターの信濃八太郎さん、作家・映像作家の中村佑子さん、お笑い芸人のインパルス板倉俊之さん、中山功太さん、ぼる塾酒寄希望さんに、「#映画にまつわる思い出」の参考作品を書いていただきました。

 いよいよ、コラムの募集締め切りが4月9日(日)に迫りました!
まだまだ皆さまからのご投稿、心よりお待ちしております!!

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