映画を愛するスピードワゴンの小沢一敬さんが、映画の名セリフを語る連載「このセリフに心撃ち抜かれちゃいました」
毎回、“オザワ・ワールド”全開で語ってくれるこの連載。映画のトークで…
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#永野芽郁
目の前で母親と恋人が溺れていたら、どっちを助ける? 戸田恵梨香、永野芽郁が共演した『母性』を観て、劇団ひとりとの想い出がフラッシュバックしたスピードワゴン・小沢一敬が心撃ち抜かれたセリフとは?
(※初回放送 9/9(土)後8:00、以降リピート放送あり) 取材・文=八木賢太郎 @yagi_ken ──今回の作品は、湊かなえさん原作の『母性』です。 小沢一敬(以下、小沢)「うん。最初、俺はミステリーだと思って観てたのよ。湊かなえさんだから、いわゆるイヤミス(“読後に嫌な気分になるミステリー”の略)のジャンルの話なんだろうと思ってて。後で調べたら、原作小説のほうは、わりとミスリードをしたり、どんでん返しのあるミステリー的な作りになってるみたいなんだけど、この映画自
後悔のない人生なんて絶対にないから。あるとしたら、それは人生の醍醐味を知らない人だと思うよ。――山田洋次監督作品『キネマの神様』を観てスピードワゴン・小沢さんが心撃ち抜かれたセリフとは?
取材・文=八木賢太郎 @yagi_ken ──今回は、日本映画の『キネマの神様』というチョイスでしたが、いかがでしたでしょうか? 小沢一敬(以下、小沢)「うん、期待してた以上に良かったね。まあ、いろいろと話題になってた映画だったんだけど、俺はまだ観てなかったから。このタイミングで観られて良かったと思う。WOWOWを観てる映画好きの人たちは分かってくれると思うけど、この映画って、俺らの世代とかもっと上の世代の人が知ってる昭和の古い映画の匂いを再現してるじゃん。その匂いをこの