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声を届ける:WOWOWの作り手たち

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映画、ドラマ、スポーツ、音楽、ステージ、ドキュメンタリー…多彩なジャンルの番組をお届けしているWOWOW。番組・企画の制作に熱い想いを持つプロデューサー陣や出演者等の、WOWOW…
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記事一覧

「赤土の王者」ラファエル・ナダル引退 特別企画—ナダルを見つめ続けてきたプロデューサーたちがその魅力を語る

取材・文=秋山英宏 ―まず、お仕事の経歴と、ナダルとのかかわりについてお話しください。 戸塚 WOWOWには2000年9月に中途入社です。2012年1月まで10年以上にわたってテニスのプロデューサーを務めました。その間の2005年にナダルは全仏オープン初出場で初優勝しました。2010年にはドキュメンタリー、「ノンフィクションW『太陽の男 ラファエル・ナダル~No.1テニスプレーヤーの原点』」を制作しました。「世界初のナダルのドキュメンタリー」をうたい、それを日本の放送局が

【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の4人の監督が徹底的にこだわり抜いた演出とは?【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー①/第1話~第4話】

取材・文=柳田留美 【第1話:伝説の熊撃ち/directed by 久保茂昭】動物たちの動きをよりリアルに―。見る者に“重力”を感じさせる動物の再現―久保監督は本ドラマだけでなく、映画『ゴールデンカムイ』の演出も担当されていますが、原作の世界観を再現するに当たり、どのような点を意識されましたか? 「週刊ヤングジャンプ」で連載中だった「ゴールデンカムイ」を初めて読んだとき、まず「画」の力に引き込まれました。だからこそ、映像では原作者の野田サトル先生が「画」に込めた魂を表現し、

“生”の井上芳雄を堪能できる50分—「芳雄のミュー」生放送の現場はおもてなしのパーティー⁉︎ 番組の裏側を徹底取材!【プロデューサーインタビュー<後編>】

「芳雄のミュー」の番組プロデューサーにインタビュー!<後編> 歌唱曲を何にするかが、WOWOWの腕の見せどころ ―前半に続いての質問ですが、「芳雄のミュー」の毎回のゲストや、歌唱する楽曲はどのように決めているのでしょうか? 後藤「キャスティングは、ミュージカル界の動向や、芳雄さんが注目している、会ってみたい気になる俳優さんなどを相談しながら決めていきます。歌唱していただく楽曲も、芳雄さん、そしてゲストの方に相談していますね。 今、歌唱コーナーは、“PREMIUMEW

WOWOW放送センター見学に参加しませんか?

 こんにちは。WOWOWの総務部の佐々です。  私たちWOWOWは、1990年のBS放送の開局以降、東京・江東区辰巳に放送センターからお客さまに番組をお届けしています。  都内から首都高速湾岸線を舞浜方面に走っていると、辰巳JCTを過ぎてすぐ左手方向に、放送センターの屋上に設置されたWOWOWのパラボラアンテナを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?  開局以降、BS放送はデジタル・ハイビジョン放送となり、当初はひとつだったチャンネルも3チャンネルとなり、最近

“生”の井上芳雄を堪能できる50分—7月10日の「芳雄のミュー」生放送の現場に、note担当者が密着取材!【番組潜入レポ&プロデューサーインタビュー<前編>】

第15回「芳雄のミュー」のスタジオに潜入!オープニングのリハーサルに潜入!  ミュージカル界の“いま”を井上芳雄が“生放送”でお届けするトーク&ミュージックショーである「芳雄のミュー」。井上芳雄とWOWOWが送り、そしてミュージカルファンと“つながる”、ライブ・エンターテインメントショーとは…。  謎に包まれた(!?)そのベールを剝がすべく、7月10日、午後10:00から生放送された「芳雄のミュー」の裏側に密着してきました!  初めまして、note編集部の社員Aです!

「連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル」視聴者の声を続編制作に生かす取り組みとは

取材・文=柳田留美 続編をより面白くしたい! お客さまの作品への愛着心を高めたいという想い ―シーズン2の制作に当たり、視聴者の声を反映させようと思ったきっかけを教えてください。 井口正俊(以下、井口)「連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル」は2021年に放送された作品で、“警察の中の警察”といわれる警視庁人事一課監察係にスポットを当てたハードボイルド・サスペンスです。視聴者の皆さんの反響が非常に大きかった作品なので、ぜひ続編を作りたいと思っていました。また、

原作が描く多様性も、今この時期にアニメ化する意味がある。「ばいばい、アース」の原作者・冲方丁×西片康人監督対談

WOWOWオリジナルアニメ「ばいばい、アース」 2024年7月12日(金)23時30分よりWOWOWにて放送・配信開始! ほかBS局で放送、各配信プラットフォームにて配信! 思いついたアイデアをあるだけ詰め込んだ「ばいばい、アース」──WOWOW×ソニー・ピクチャーズ×米アニメ配信大手クランチロールと3社共同での大型オリジナルアニメシリーズ製作プロジェクト「ばいばい、アース」。約20年前に刊行された「ばいばい、アース」のアニメ化が今回実現しました。最初にプロジェクトの話を

大森立嗣監督が視聴者に解釈を委ねるこだわり抜いた演出法―。「連続ドラマW 完全無罪」を通して伝えたい“冤罪(えんざい)”の残酷さ【ひろがる。私たちのオリジナルドラマ】

取材・文=小田慶子 撮影=中川容邦 大森立嗣監督が全5話の脚本を執筆、冤罪に向き合う人々の揺れる心情を描く ―まず「完全無罪」を制作することになった経緯を教えてください。 植田春菜プロデューサー(以下植田)「実は、放送にこぎ着けるまで4年ほどかかった企画なんです。最初は制作プロダクションの神山プロデューサーが提案してくださった原作でした。大門剛明さんの小説はこれまで『連続ドラマW ヒトヤノトゲ〜獄の棘〜』(’17)、『連続ドラマW 両刃の斧』(’22)と、WOWOWでよく

日本とフランスをつなぐ「フランス映画」。その魅力をフランス映画愛にあふれる2人が語り尽くす

映画が導いた、素敵な出会い中山結衣(以下、中山)「ボンジュール! 本日はよろしくお願いします。まず自己紹介をお願いできますでしょうか?」 エマニュエル・ピザーラ(以下、ピザーラ)「もちろん! エマニュエル・ピザーラと申します。ユニフランスの東京オフィスの代表を務めています。パリの映画業界で約10年間働き、その間にフランスとアジア、特に日本とをつなぐ機会が多くあり、今の仕事につながっています」 中山「お仕事に就かれる前は、どういった勉強をされていたのですか?」 ピザーラ

亀梨和也の指先にまで込めたこだわりの演技に注目! 鈴木浩介監督が語る「連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』」の魅力とは

取材・文=柳田留美 多くの作品を手掛けているからこそ感じる、“WOWOWドラマ”の良さとは ―鈴木監督は、「連続ドラマW ギバーテイカー」「ヒル」「連続ドラマW シャイロックの子供たち」など数多くのWOWOWの作品を手掛けていらっしゃいますが、WOWOWドラマならではの魅力はどこにあると思いますか。  WOWOWドラマにはCMが入らない、そこは大きいですね。CMのタイミングの制約なしに、緊張感を途切れさせることなく視聴者を作品の中へといざなえるのが魅力なのではないでしょう

映画ファン参加型企画を実現! WOWOW FILMS『ミッシング』のスタッフが語る、新たな取り組みとは

映画『ミッシング』の詳細はこちら 『ミッシング』を継続的に応援してくれる“コアなファン”を育てたい―。 ―まずは、尾崎蒼さんのアシスタントプロデューサー(以降APと省略)としてのお仕事について教えてください。  私が今回APとして携った『ミッシング』では、撮影前の準備段階から公開を迎えるまで、プロデューサーを支える補助的な役割を担いました。実は、まだ入社1年目だった私にとって、映画のAPを担当したのは本作が初めてで。最初は右も左も分からないという状況でしたが、社内外問わず

「白暮のクロニクル」こぼれ話特別版! 制作陣が、作品の世界観を作りあげるための「こだわり」を語る。【ひろがる。私たちのオリジナルドラマ】

美術スタッフの提案する「ビジュアル」がドラマの世界観の土台になる ―まず初めに、ドラマ制作の現場で、美術や装飾とはどういった役割を担うのか教えてください。   遠藤「撮影で使う物件の下見に行くロケハン(ロケーション・ハンティング)をするところから美術部の仕事はスタートします。そして、監督やプロデューサーをはじめ、照明部や装飾部、また今回はアクション部など、撮影に関わる各チームと話し合いながら、どのような飾りを使用するかなど、美術セットのプランを立てて、ビジュアルを提案します

WOWOWをもっと"おいしく"楽しむ方法をご紹介! 紙から卵やお皿が飛び出してくる!? 驚きのパラデル動画が完成

多彩なコラムが読める「WOWOW公式note」の "おいしさ"を表現する動画ができました! こんにちは! WOWOW公式note編集部のSNです。 WOWOWで放送・配信する新しい作品に出会ったり、作品をより深く楽しめたり、誰かに語りたくなったり... そんなコラムが読める場所にしていきたいという想いを持って2020年にスタートしたこのWOWOW公式note。 おかげさまで多くの方にコラムを読んでいただき、編集部一同感謝の気持ちでいっぱいです。   そしてこのたび、私たちは

ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE Season2」の制作の裏側を、鷲尾賀代プロデューサーが語る!【ひろがる。私たちのオリジナルドラマ】

▼「TOKYO VICE Season1」スタート前の鷲尾プロデューサーインタビューコラムはこちら 取材・文=柳田留美 視聴者、批評家の高評価を得て決定したシーズン2の制作 ―「TOKYO VICE」の企画がどのように始まったのか、あらためてその経緯を教えてください。  WOWOW入社後、営業部を経て映画部に移り、2011年には米・ロサンゼルスに赴任。その頃には、世界中で見てもらえる、世界中の人々に影響を与えられるコンテンツを作りたいと思うようになっていました。とはい