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#エンタメ視聴体験記

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WOWOWの多岐にわたるジャンルの中から、書き手が今見たい作品を見て“視聴体験”を綴る、読んで楽しい新感覚のコラム連載。お笑い芸人の中山功太さんとぼる塾・酒寄希望さんを書き手にお…
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#韓国

人は自分の為じゃなくても泣けると僕に教えてくれた、韓国の名作映画で過去イチ号泣【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

文=中山功太  ご存知の方もいるかと思うが 「人は自分の為にしか泣けない」という仮説がある。  家族や友人など、大切な人が亡くなった時も「大切な人を失った自分が可哀想だから泣く」のだそうだ。  果たして本当なのだろうか?  「感情以外の涙は違うはずだ」という屁理屈で打ち破るべく検証してみたい。  あくびした時の涙。これは人体の構造上、勝手に流れる涙だ。自分の為に泣いてはいないのではないか?  しかし僕は、単独ライブのネタ作りなどであまりにも眠い時、あくび泣きの後に歯を食

何度でも観たくなるカッコいいシーンが満載!“最強”の韓国アクション映画を芸人の僕が全力でプレゼン!【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

文=中山功太  断言してしまうが、男はみな最強が好きである。  幼い頃からおびただしい人数の男と会話をしてきたが、統計学的に見ても間違いない。  「○○しか勝たん」や「○○で優勝してきた」といった日本語の乱れを憂いている僕も、最強だけは大好物だ。  格闘技において「相撲立ち技最強説」という仮説がある。  最強の正しい使い方ではあるが、こんなにロマンに満ちた言葉はそうそう無い。格式高い大相撲こそがバトルにおいても最強である、なんてあまりにも格好良すぎる。  また、Y

〈中山功太〉韓国映画を観て感じた、いくつもの”恐ろしさ”【#エンタメ視聴体験記】

文=中山功太  今は東京に住んでいるが、まだ地元の大阪にいた20代後半の頃、仕事で週に1本、映画を観させていただいていた。  僕は元々、まったく詳しくはないが映画を観るのは好きで、その仕事をしている時、コラムのために映画が観られる今と同じように、単純にラッキーだと感じていた。  その頃、初めて韓国映画を観た。    それまで韓国の作品に触れることがなく、日本でも一大旋風を巻き起こした「冬のソナタ」もパチンコでしか知らず、「なるほど、ヨン様はカッコいいし、雪降っててムードある