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スピッツが好きなすべての方へ—。6月2日(金)公開『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』を劇場で観る“価値”を全力でお伝えしまス

はじめまして。WOWOW音楽部の内野敦史と申します。
『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』では制作統括P(プロデューサー)を務めています。
この場をお借りして、note読者の皆さんへぜひともお伝えしたいことがあります。
スピッツと松居大悟監督らとともに足かけ3年、“全員野球”で創り上げた本映画作品。
先日、関係者のみによる完成試写会を行ないましたところ、若手社内スタッフTからとんでもない長文の感想文が私の手元に届き、内容を読むと…
「こ、これはヤバい、“宣伝”ではなく、ファンからファンへ伝わるような形で皆さんへお届けしなくては!」と思い、大至急この場を整えた次第です。
私たちチームの作品への想いや制作のこだわりなどがここまで伝わってくれたのか…と、こちらが号泣したくなるくらいの“熱い”文章です。長~い文章ですが、何とぞ最後までお読みください。そうすれば、「やさスピ」の“ひみつ”が解けて、皆さんも絶対に劇場で観たくなってしまうはずでス(にんまり)!

【社内スタッフTより皆さんへ】

はじめまして。
東京・武蔵野の大地で生まれ育ち、武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで「野生のポルカ」を聴いて涙を流して喜んだ、WOWOW入社8年目社員のTです。

2021年放送の「スピッツ 猫ちぐらの夕べ WOWOWスペシャルエディション」を機に、WOWOWとスピッツのコラボレーションが実現して早3年。あの東京・有明のコンサート会場(東京ガーデンシアター)では、地球上で最も幸運な人間のひとりとして、2階席にポツリと座っていました。
草野マサムネさんが「空も飛べるはず」の後に「今日はあなたのために歌う」と指を指した先に座っていたので、あれは私のことだったんじゃないか、と勝手に思ってしまうくらいの大ファンです。

今回スピッツ×WOWOW企画第2弾、2022年放送の「優しいスピッツ a secret session in Obihiro」が劇場版になり、まもなく6月2日(金)に公開されるということで、入社当時からスピッツ好きを公言していた私は、この作品の制作統括Pに積極的にコンタクトを取り、大変ありがたいことに、一足先に試写を拝見させていただきました。
 
…と言いながらも、これは単に番組の延長線上のもので、
「一度見た番組をもう1回スクリーンで見る」という程度にしか考えていませんでした。

実際に作品を観るまでは。

▼これが、試写室を出てきた後の私です。

おんおんと泣いてしまったのです。
大人になって、こんなに人前で泣きわめくことがなかったので、本当に自分でもびっくりしました。さすがの制作統括Pも、目を丸くしていました。

前置きが長くなりましたが、今回僭越せんえつながら私が筆を執らせていただいたのは、「WOWOWの社員だからプロモーションに貢献しよう!」という志高い社員の自覚的なものでは 一切 無く、スピッツファンのひとりとして、スピッツファンはもちろん、少しでもスピッツのことが好きな人全員に抜かりなく、この劇場上映の価値をお伝えしなくてはならない、という使命感に駆られたためです。

まず、スピッツファンが一番に夢見ることとは、一体何でしょうか。それは、「目の前で、自分のためだけに、スピッツが演奏してくれること」ではないでしょうか。 

まさにそれなんです、この映画は。

これを読んでくださっている方の多くはイヤホンで聴いたり、ライブに参加したり、DVDや音楽番組を見たり、人それぞれ数多くの手段で、これまでスピッツに触れてこられたかと思います。

 あえてここではそれらのスピッツの演奏を「いつものスピッツ」と言わせてもらうなら、それは、観客というマスに向けての演奏であると思います。何千、何万人というファンとスピッツが、演奏を通してその場を共有しているということ。その空気や温度を感じること。それが本来の最上の幸せです。

今回の『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』は、完全にそこが違います。

映画館という閉ざされた空間で、そのタイトル通り「秘密の場所で、あなたのために演奏しています」という未体験の世界に入り込み、気がつくとボロボロと泣いていたのです。スピッツと私の1対1。大げさに言うと、今まであり得なかった体験に、パニック状態になっていました。

演奏中の彼らの間を縫うようにゆっくりと進むカメラを通して、まるで自分が自由に歩き回っているような感覚が生まれます。これは、座席が正面最前列のライブでも(そんな経験はありませんが…)、精巧な双眼鏡を持ってしても体験することはできない感覚だと思います。

次に 音が…良すぎる。

本当に………おったまげました。1曲目の1音目から。

「実は、このスクリーンの後ろで生演奏していました〜! テッテレーン」
というドッキリかと思いました。 


映画館でしか実現できないスピーカーシステムを通してしか知覚できない音。この時こんな音を出していたんだ…と新たな発見があります。個人的に「ハヤテ」が大好物。

サポートのクージーさん含めたメンバーのコーラスのすごみ。喜々として支えるリズム隊。三輪テツヤさんの芸術的アルペジオには思わず笑っちゃいました。なんじゃこりゃ、すご過ぎる…! そして年々艶が増すマサムネさんの歌声。 

これは制作統括Pいわく、「長年スピッツの録音・整音の担当をされていらっしゃるエンジニアの髙山徹さんの妙技によるもの!」とのこと。スピッツの「音」を熟知しているからこそなせる神の所業が、この映画中に散りばめられています。
この場をお借りして髙山さん、本当にありがとうございます。

 思わず目を閉じて耳を澄まして聴きたくなる、けれど映像も観なくちゃ。
そんな幸せな悩みと葛藤しながら、幾重にも重なるバンドアンサンブルの「音」のシャワーを浴び、その一滴一滴が脳と五臓六腑にまで染み渡っていく、観終わった後はお風呂上がりの爽快感。そんな、映画でもライブでも味わったことのないような、不思議な余韻に浸ることができると思います。

(随分大袈裟おおげさな表現だな、と思いますよね。本当なんですよこれが…)

 往年の名曲を「これやるの何十年ぶりだよね」と言いながらも爽やかに弾きこなすカッコよさを楽しむも良し、メジャーチューンで魅せる職人芸もよし。「空も飛べるはず」のAメロのテツヤさんの神々しい表情(目は隠れてるけれど…笑)。広大な北海道の大地に想いをはせて聴く「優しいあの子」の優しさ。 

正直スピッツさまには申し上げにくいのですが、あえて誤解を恐れず申し上げるならば、ライブ1回分もしくはそれ以上の価値があると、私の目と耳と、心と体すべてでお約束します。

6月2日(金)に、とんでもないものがこの世に生み落とされるという緊張感にさえ包まれています。 

ちなみに今回の試写では5.1サラウンドシステムで観させていただいたのですが、「ドルビーアトモスで聴くとそのクオリティが“さらに”1万倍良くなるので1億%絶対にアトモススクリーンでも観てほしい!」と制作統括Pから言付かっていますので、また公開日には絶対観に行きたいと思います。 

『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』
ぜひ劇場でご覧ください!

素人の駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございまス(照)。

劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』の詳細はこちら

音楽&旅ライター栗本斉による「優しいスピッツ」ライブレポート(全3回)はこちら!

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