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ひろがる。私たちのオリジナルドラマ

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WOWOWの作り手たちが、こだわりとプライドを持って制作しているオリジナルドラマ。その裏側にはお客様には伝えることのない作り手たちの情熱や試行錯誤があります。そうした”作り手たち…
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#オリジナルドラマ

俳優・内田理央に特別インタビュー! 「ダブルチート 偽りの警官」のシリーズを通しての魅力とは―。

 取材・文=柳田留美 不器用だけど、ピュアで真っすぐな“宮部ひかり”の魅力 ―内田さんは2019年に「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」にも出演されていますが、WOWOW制作のドラマについてどのような印象をお持ちですか?  「盗まれた顔」も今回の「ダブルチート 偽りの警官」も警察官役なので、警察組織の内部など深い部分に迫るサスペンスが得意というイメージがありますね。そういったダークなテーマに挑戦できるのもWOWOWのドラマの良さだと思います。 ―今回の「ダブ

「白暮のクロニクル」こぼれ話特別版! 制作陣が、作品の世界観を作りあげるための「こだわり」を語る。【ひろがる。私たちのオリジナルドラマ】

美術スタッフの提案する「ビジュアル」がドラマの世界観の土台になる ―まず初めに、ドラマ制作の現場で、美術や装飾とはどういった役割を担うのか教えてください。   遠藤「撮影で使う物件の下見に行くロケハン(ロケーション・ハンティング)をするところから美術部の仕事はスタートします。そして、監督やプロデューサーをはじめ、照明部や装飾部、また今回はアクション部など、撮影に関わる各チームと話し合いながら、どのような飾りを使用するかなど、美術セットのプランを立てて、ビジュアルを提案します

ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE Season2」の制作の裏側を、鷲尾賀代プロデューサーが語る!【ひろがる。私たちのオリジナルドラマ】

▼「TOKYO VICE Season1」スタート前の鷲尾プロデューサーインタビューコラムはこちら 取材・文=柳田留美 視聴者、批評家の高評価を得て決定したシーズン2の制作 ―「TOKYO VICE」の企画がどのように始まったのか、あらためてその経緯を教えてください。  WOWOW入社後、営業部を経て映画部に移り、2011年には米・ロサンゼルスに赴任。その頃には、世界中で見てもらえる、世界中の人々に影響を与えられるコンテンツを作りたいと思うようになっていました。とはい