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映画ライターSYOの「#やさしい映画論」

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映画ライターSYOさんによるコラムをまとめたマガジンです。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。俳優ファンからコアな映画ファンまでをうなずかせ… もっと読む
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記事一覧

『あの頃。』に見る松坂桃李の“受け”の魅力

 映画ライターSYOさんによる連載「#やさしい映画論」。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。俳優ファンからコアな映画ファンまでをうなずかせる映画論をお届けしていきます。今回は、松坂桃李がアイドルオタクを熱演した『あの頃。』を中心に彼の魅力を紐解きます。 文=SYO @SyoCinema  松坂桃李と今泉力哉監督が初タッグを組んだ『あの頃。』(’21)が、2月にWOWOW初放送される。それを記念し、松坂の出演作品も特集放送。『あの頃。』

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佐藤健演じる「剣心」に深く踏み込んだ『るろうに剣心 最終章』2部作を観た後、再び第1作に戻ってほしい

 映画ライターSYOさんによる連載「#やさしい映画論」がスタートしました! SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。俳優ファンからコアな映画ファンまでをうなずかせる映画論をお届けしていきます。今回は、佐藤健主演「るろうに剣心」シリーズについての「#やさしい映画論」です。どうぞお楽しみください。 文=SYO @SyoCinema  WOWOW公式note「映画のはなし シネピック」をご覧の皆さま、SYOと申します。2019年からコツコツと書

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岡田将生だからこそ魅せられる“人の怖さ”『さんかく窓の外側は夜』を起点に読み解く

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが、ホラーミステリー『さんかく窓の外側は夜』を起点に、俳優・岡田将生が映画作品で体現してきた「狂気」の演技の魅力を、読み解いていきます。 文=SYO @SyoCinema  漫画やアニメのキャラクターに必殺技があるように、名だたる俳優たちにも「このゾーンを演じさせたら右に出る者はいない」という武器がある。近年、怒涛の勢いで出演を重ねる人気実力派、岡田将

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菅田将暉×有村架純主演の『花束みたいな恋をした』は“超・共感型”の映画だ

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが、2021年の日本映画界を代表するといえる『花束みたいな恋をした』について、W主演の菅田将暉×有村架純の魅力とともに紐解くコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  2021年が始まって、すぐのこと。1本の映画がブームとなった。菅田将暉と有村架純がW主演し、人気脚本家の坂元裕二が脚本を務めた土井裕泰監督作『花束みたいな恋をした』('2

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俳優、北村匠海の無限の“成長曲線”

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが、人気ギャグコミックを実写映画化した『とんかつDJアゲ太郎』で、DJを目指すとんかつ店の三代目・揚太郎を演じた北村匠海について、本作と近年の出演作品から紐解くコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  初出演映画『ダイブ!!』('08)で池松壮亮の幼少期を演じてから、13年。俳優として、ミュージシャンとして、北村匠海の“成長曲線”はこ

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『罪の声』で静の演技に徹した小栗旬と星野源。“声なき人々”の声に耳を傾ける

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが、塩田武士のミステリー小説を、小栗旬と星野源のW主演で映画化した『罪の声』について紐解くコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  ハリウッド映画『ゴジラvsコング』(’21)や菅田将暉主演作『キャラクター』(’21)まで、幅広く活躍し続ける小栗旬。ミュージシャンとして、俳優として、近年ますます影響力が拡大している星野源。両者が“バデ

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クリストファー・ノーラン監督を『TENET テネット』と過去作から考察。彼は発明家であり職人だ

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが、2020年に日本公開され、斬新な発想と映像で話題となった『TENET テネット』を中心に、クリストファー・ノーラン監督の世界を分析するコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』(’20)が、早くもWOWOWで初放送を迎える。  全世界がコロナ禍にあえぐ中、2020年9月

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“完全無欠”な吉沢亮の真骨頂は、“不完全さ”にあり

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが、吉沢亮の現時点での”個性”が詰まっている作品と称する『青くて痛くて脆い』を中心に、彼の魅力を分析するコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  演技力も、ルックスも、運動神経も――。俳優・吉沢亮のパブリック・イメージは、「完全無欠」ではないだろうか。映画&ドラマ・デビューから10年。いまや大河ドラマの“顔”であり、CMや雑誌などでも

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隙がなく、底が見えない。中村倫也は、常に完璧な俳優を “演じて”いる

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが中村倫也の徹底した“プロ意識”について、彼が主演した『水曜日が消えた』を中心に考察するコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  中村倫也は、常に“演じて”いるのではないか――。スクリーンやテレビ越しに彼を観ていても、あるいは雑誌などで発言を読んでいても、幸運にもインタビューする機会を得たときも、彼は「中村倫也」という人物を好んで演じ

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柔軟にして、変幻自在。俳優、松坂桃李は「柔らかさ」で人々を魅了する

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが「松坂桃李の“柔軟さ”」について、彼の代表作の一つである『孤狼の血』を軸に考察するコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  松坂桃李は、「柔らかい」役者だ。スクリーンやテレビの向こうの彼はもちろん、取材時に接しているときも、包み込むような物腰と視線、朗らかな笑顔に引き込まれてしまう。 柔軟にして、変幻自在。思考もイメージも凝り固ま

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「動」と「静」の演技を突き詰めた究極の表現者、綾野剛の到達点

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが「綾野剛の“謎”」について、出演作『影裏』を中心に考察したコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  綾野剛という役者には、“謎”がある。  「動」にも「静」にも振り切った演技を見せられる希代の実力者だが、作品数を重ねても一つのイメージにとらわれることがない。映画やドラマはもちろん、恐らく“素”に近いであろう、バラエティ番組の出演時

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間違ってばかりの人間をいとおしく演じる、蒼井優が見せる深み #シネピック映画コラム

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが「俳優・蒼井優の“人間表現”」について、出演作『ロマンスドール』(’20)を中心に考察したコラムをお届けします。 文=SYO @SyoCinema  日本映画界に欠かせない俳優・蒼井優。現在35歳の彼女、その芸歴は20年を超える。蒼井について考えるとき、「軽やか」という言葉が脳内に去来する。同世代で彼女ほど、自由に幅広く、役者業を楽しんでいる人は珍し

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監督との最良の出会いで、佐藤健は変わり続ける  #シネピック映画コラム

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが「佐藤健×実力派監督」をテーマに、その“進化”を紐解くコラムです。 文=SYO @SyoCinema  近年ますます覚醒した感がある、人気実力派俳優・佐藤健。映画・ドラマ・CMはもちろん、YouTubeや公式LINEなどなど、多方面に活躍の幅を広げている。自身の代表シリーズである「るろうに剣心」最終章の公開は、新型コロナウイルスの影響で2021年に持

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清原果耶はなぜ「強い」のか 複数作品から考える #シネピック映画コラム

マガジン「映画のはなし シネピック」では、映画に造詣の深い書き手による深掘りコラムをお届け。今回は映画ライターのSYOさんが今注目の18歳、清原果耶の歩みを複数作品から考察したコラムです。 文=SYO @SyoCinema さまざまな役柄で見せる確かな芯の強さ「いま最も勢いのある若手女優」に間違いなく食い込んでくる逸材、清原果耶。人気だけでなく、演技力も傑出した本格派女優だ。  清原は、2002年生まれの現在18歳。中学生の時、芸能事務所主催の新人発掘オーディションで約

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