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WOWOW公式アカウントです。 noteでは、さまざまなエンターテインメントの魅力を丁寧に、時には“主観”を交えながら発信していきます。

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  • 映画のはなし シネピック

    新しい映画と出会える。映画をより深く楽しめる。そんなコンテンツをお届けしていきます。担い手は、映画ライターSYOさんなど個性豊かな面々。それぞれの感性が作り出す映画愛は必見です! さまざまな角度から映画の魅力を紐解いていきます。

  • 映画ライターSYOの「#やさしい映画論」

    映画ライターSYOさんによるコラムをまとめたマガジンです。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。俳優ファンからコアな映画ファンまでをうなずかせる映画論をお届けしていきます。

  • #エンタメ視聴体験記 ~中山功太 meets WOWOW~

    お笑い芸人の中山功太さんが、WOWOWの多岐にわたるジャンルの中から、今見たい作品を見て“視聴体験”を綴る、読んで楽しい新感覚のコラム連載!中山さんは、23年3月~5月にWOWOW公式noteで実施した「#映画にまつわる思い出」がテーマの投稿コンテストでも参考作品を執筆。その反響を受け、今回の連載が決定した。コラム内でピックアップしている作品が気になったら、今すぐWOWOWオンデマンドで視聴可能! コラムも作品も、あわせて楽しみ尽くそう!

  • #エンタメ視聴体験記

    WOWOWの多岐にわたるジャンルの中から、書き手が今見たい作品を見て“視聴体験”を綴る、読んで楽しい新感覚のコラム連載。お笑い芸人の中山功太さんとぼる塾・酒寄希望さんを書き手にお迎えして贈る本企画が、ご好評につき連載継続決定! お2人は23年3月~5月にWOWOW公式noteで実施した「#映画にまつわる思い出」がテーマの投稿コンテストでも参考作品を執筆。その反響を受け、今回の連載が決定した。コラム内でピックアップしている作品が気になったら、今すぐWOWOWオンデマンドで視聴可能! コラムも作品も、あわせて楽しみ尽くそう!

記事一覧

間違ってばかりの人間をいとおしく演じる、蒼井優が見せる深み #シネピック映画コラム

文=SYO @SyoCinema  日本映画界に欠かせない俳優・蒼井優。現在35歳の彼女、その芸歴は20年を超える。蒼井について考えるとき、「軽やか」という言葉が脳内に去来する。…

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3年前
14

スピードワゴン・小沢さんが「永遠の憧れ」と語る名優の最後の主演映画。心を撃ち抜かれたセリフとは?

取材・文=八木賢太郎 @yagi_ken ──今回は、小沢さんが大好きなロバート・レッドフォードの主演作です。 小沢一敬(以下、小沢)「俺は10代のときに映画を好きになっ…

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3年前
16

一つのルールに抵触した人間に対しては、何をしても許されるのだろうか――1本の映画が突きつけるもの

文=安田菜津紀 @NatsukiYasuda  今回取り上げるのは、アジアの無国籍都市「円都(イェン・タウン)」を舞台にした群像劇『スワロウテイル』('96)。  国から守られるこ…

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3年前
173

みなさんはどの本を読んでみたいですか?ポン・ジュノ監督作品とセットで読みたい本5選!

11月の番組テーマは「ポン・ジュノ監督」 アカデミー賞作品賞とカンヌ国際映画祭パルムドールをW受賞した「パラサイト 半地下の家族」。同作の独占初放送ほか計8本のポン…

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3年前
20

不器用だからいとおしい 今泉力哉監督が描く恋愛映画の主人公たち

文=峯丸ともか  「恋愛映画って苦手だったんです。でも、今泉力哉監督作にはハマってしまいました」  そういう意見はSNS上にも多い。なぜなのだろう?  今泉力哉監…

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3年前
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間違ってばかりの人間をいとおしく演じる、蒼井優が見せる深み #シネピック映画コラム

文=SYO @SyoCinema

 日本映画界に欠かせない俳優・蒼井優。現在35歳の彼女、その芸歴は20年を超える。蒼井について考えるとき、「軽やか」という言葉が脳内に去来する。同世代で彼女ほど、自由に幅広く、役者業を楽しんでいる人は珍しいのではないか。インディペンデント系からメジャー大作まで出演し、気鋭の新人から大御所までキャリアを問わずにコラボレーション。コメディにサスペンス……なんでもござ

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スピードワゴン・小沢さんが「永遠の憧れ」と語る名優の最後の主演映画。心を撃ち抜かれたセリフとは?

取材・文=八木賢太郎 @yagi_ken

──今回は、小沢さんが大好きなロバート・レッドフォードの主演作です。

小沢一敬(以下、小沢)「俺は10代のときに映画を好きになって、その頃は時間があるからたくさんの映画を観たんだけど、そのきっかけの一つになったのが、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンの『明日に向って撃て! 』(’69)とか『スティング』(’73)だったんだよね。もちろん、リア

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一つのルールに抵触した人間に対しては、何をしても許されるのだろうか――1本の映画が突きつけるもの

文=安田菜津紀 @NatsukiYasuda

 今回取り上げるのは、アジアの無国籍都市「円都(イェン・タウン)」を舞台にした群像劇『スワロウテイル』('96)。

 国から守られることのない人々の姿は、これまで取材で向き合ってきた、難民となった人々、在留資格を失い虐げられてきた人々の姿にも重なりました。その実感も踏まえ、「目標10:人や国の不平等をなくそう」を軸に、改めてこの作品と向き合いたいと

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みなさんはどの本を読んでみたいですか?ポン・ジュノ監督作品とセットで読みたい本5選!

みなさんはどの本を読んでみたいですか?ポン・ジュノ監督作品とセットで読みたい本5選!

11月の番組テーマは「ポン・ジュノ監督」
アカデミー賞作品賞とカンヌ国際映画祭パルムドールをW受賞した「パラサイト 半地下の家族」。同作の独占初放送ほか計8本のポン・ジュノ監督作品をお届けします。

この特集をより楽しんでいただくため、WOWOWブッククラブのテーマを「ポン・ジュノ監督」として、5冊の本をセレクトしました。

選書・コメント=幅允孝(WOWOWブッククラブ部長)

今月の選書のポイ

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不器用だからいとおしい 今泉力哉監督が描く恋愛映画の主人公たち

文=峯丸ともか

 「恋愛映画って苦手だったんです。でも、今泉力哉監督作にはハマってしまいました」

 そういう意見はSNS上にも多い。なぜなのだろう?

 今泉力哉監督の映画では、運命の恋人なのに事故に遭い引き裂かれる、奇跡的にタイム・スリップして結ばれる……といったようなドラマティック過ぎる展開はない。描かれる主人公は、たいてい私たちの隣にいるような普通の人々だ。そして、みんなそろって不器用な

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