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WOWOW公式アカウントです。 noteでは、さまざまなエンターテインメントの魅力を丁寧に、時には“主観”を交えながら発信していきます。

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マガジン

  • WOWOW MUSIC MAGAZINE

    74本

    「WOWOW MUSIC MAGAZINE」では、WOWOWで放送・配信するライブの模様やインタビュー記事などを紹介!

  • 映画のはなし シネピック

    198本

    新しい映画と出会える。映画をより深く楽しめる。そんなコンテンツをお届けしていきます。担い手は、映画ライターSYOさんなど個性豊かな面々。それぞれの感性が作り出す映画愛は必見です! さまざまな角度から映画の魅力を紐解いていきます。

  • 映画ライターSYOの「#やさしい映画論」

    51本

    映画ライターSYOさんによるコラムをまとめたマガジンです。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。俳優ファンからコアな映画ファンまでをうなずかせる映画論をお届けしていきます。

  • #エンタメ視聴体験記 ~中山功太 meets WOWOW~

    19本

    お笑い芸人の中山功太さんが、WOWOWの多岐にわたるジャンルの中から、今見たい作品を見て“視聴体験”を綴る、読んで楽しい新感覚のコラム連載!中山さんは、23年3月~5月にWOWOW公式noteで実施した「#映画にまつわる思い出」がテーマの投稿コンテストでも参考作品を執筆。その反響を受け、今回の連載が決定した。コラム内でピックアップしている作品が気になったら、今すぐWOWOWオンデマンドで視聴可能! コラムも作品も、あわせて楽しみ尽くそう!

  • #エンタメ視聴体験記

    39本

    WOWOWの多岐にわたるジャンルの中から、書き手が今見たい作品を見て“視聴体験”を綴る、読んで楽しい新感覚のコラム連載。お笑い芸人の中山功太さんとぼる塾・酒寄希望さんを書き手にお迎えして贈る本企画が、ご好評につき連載継続決定! お2人は23年3月~5月にWOWOW公式noteで実施した「#映画にまつわる思い出」がテーマの投稿コンテストでも参考作品を執筆。その反響を受け、今回の連載が決定した。コラム内でピックアップしている作品が気になったら、今すぐWOWOWオンデマンドで視聴可能! コラムも作品も、あわせて楽しみ尽くそう!

記事一覧

東京と大阪で3公演のみ開催された「ゴスペラーズ 30周年記念祭」。その中から昨年12月21日、メジャーデビュー30周年記念日当日の日本武道館でのステージの模様をレポート!

志尊淳の役に対する情熱と努力、そして芯の強さを1本の映画から紐解く

生きづらさを抱えるすべての人に見てほしい―。「連続ドラマW ゴールドサンセット」の制作陣が本作を通じて伝えたいこととは

クリストファー・ノーラン監督のSF超大作と宇宙の真理を追及していた博士の話【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

『スタンド・バイ・ミー』はポケモン?大人になっても失わないものについて【#エンタメ視聴体験記/ぼる塾・酒寄希望】

【2月の激レア映画!】香取慎吾&岸谷五朗出演の未DVD化作品や、昭和の東宝名作映画、世界を驚愕させたゾンビ映画2作品ほか、廃盤・未ソフト化など貴重な映画を“レア度”とともにご紹介!

先人をなぞらずに自ら信じた道を突き進む、磯村勇斗の“らしさ”を紐解く

【ネタバレありッ!!】「ゴールデンカムイ」映画版&ドラマ版のプロデューサーが語る! WOWOWの新たな挑戦と、原作ファンや視聴者に楽しんでもらうためのさまざまな試み【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー⑤/プロデューサー編】

関西芸人の僕にとって異色の存在、とんねるずの魅力と凄みを改めて知る【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

好きな本の魅力を上手に伝えたいわたしが、ドラマを通じて“人生の一冊”と出会ってしまったこと【#エンタメ視聴体験記/ぼる塾・酒寄希望】

【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の美術&衣装スタッフが語る! 原作の世界観を立体化していくための美術や衣装のこだわり【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー④/美術・衣装編】

【1月の激レア映画!】千葉真一や柴田恭兵主演作品など、日本映画ファン必見の邦画の名作続々! ジャッキー・チェン全盛期の3作品ほか、廃盤・未ソフト化など貴重な映画を“レア度”とともにご紹介!

玉置浩二の最新ツアーファイナルとなった東京ガーデンシアター公演。玉置の圧巻の歌声と総勢14人の演奏家たちが織り成す豊潤なサウンドに乗せて贈られた“大切なもの”とは。

WOWOW本社がドラマのロケ地に!? 「連続ドラマW 誰かがこの町で」撮影現場見学リポート&プロデューサーインタビュー

間宮祥太朗が魅せる、“奥底の見えない演技”を紐解く

人生を変えるような傑作青春映画を観て、どうにもならない過去を思い出さずにいられない【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

東京と大阪で3公演のみ開催された「ゴスペラーズ 30周年記念祭」。その中から昨年12月21日、メジャーデビュー30周年記念日当日の日本武道館でのステージの模様をレポート!

 「アカペラ」というジャンルを定着させ、R&Bやブラックミュージックムーヴメントの礎を築いた日本のヴォーカル・グループのパイオニア、ゴスペラーズ。昨年メジャーデビュー30周年を迎えた彼らは「ゴスペラーズ 30周年記念祭」と題して、日本武道館と大阪城ホールで盛大な祝祭を上げた。12月21日に開催された日本武道館公演二日目は、30周年記念日当日。早い時間から詰めかけた大観衆が放つ期待の熱量は目に見えない奔流となって、冬至の寒さを吹き飛ばしていた。  定刻を迎えて場内が暗転すると

志尊淳の役に対する情熱と努力、そして芯の強さを1本の映画から紐解く

文=SYO @SyoCinema  俳優はスクリーンやTV画面の中、あるいは舞台の上で「役を生きる」存在であり、本人/個人の部分にスポットを当て過ぎるのは自分としてはあまり得意ではない。芯がブレる気がするからだ。映画やドラマの合同インタビューの場に参加すると、「役柄とご自身との共通点は?」という質問が飛ぶことが多々あるが、自身とは別の人間に感性と技術を持って“成り切る”のが彼らの仕事であり、そんな偉業を成し遂げられるから「プロ」であるわけで、自身と役の近さを問うのは何かがズ

生きづらさを抱えるすべての人に見てほしい―。「連続ドラマW ゴールドサンセット」の制作陣が本作を通じて伝えたいこととは

取材・文=柳田留美 撮影=中川容邦 「演劇」は特殊なものじゃない―。人が演じる先にある価値を伝えるために──大森さんと西さんはかねてご縁があると伺いました。 大森 脚本家として活動するようになって、初めて書いたTVドラマの脚本が「夜逃げ屋本舗 」(’99)でした。この時のプロデューサーが西さんだったんです。 西 「夜逃げ屋本舗」は、僕が初めてプロデューサーとして手掛けた作品でもあります。企画を担当していたのは、光和インターナショナルという制作会社の代表で、数々のヒット作

クリストファー・ノーラン監督のSF超大作と宇宙の真理を追及していた博士の話【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

文=中山功太  小学校低学年の頃から、近所に博士が住んでいると聞かされていた。  聞かされていただけで、実際にお会いした事はないが、住んでいたのは確かだそうだ。  博士と言っても漫画の発明家の様な、低身長サイドパーマ白髪ではなかったと思う。  ビーカーからフラスコに薬品を入れて爆発する事故などもなかった。  グルグルメガネのあたふたノッポ助手もいなかった。  おそらく大学院で博士号を取った元大学教授か何かだったはずだ。  博士は長年に渡り、自宅に籠り宇宙の研究をしていた

『スタンド・バイ・ミー』はポケモン?大人になっても失わないものについて【#エンタメ視聴体験記/ぼる塾・酒寄希望】

文=酒寄希望  ある日、わたしは映画『スタンド・バイ・ミー』を見ていました。もう何度も繰り返し見ている作品です。すると、見終わったあとで夫が話しかけてきました。 夫「今『スタンド・バイ・ミー』見てた? すっっっごくいい映画だよね!」  わたしは夫の意外な発言に驚きました。彼がアクションとコメディ以外の映画を見るイメージがなかったのです。 わたし「失礼ですけど、〇〇さん(夫の名)が『スタンド・バイ・ミー』を見ていることに驚きです」 夫「確かに見てなさそうだよね。でも、オ

【2月の激レア映画!】香取慎吾&岸谷五朗出演の未DVD化作品や、昭和の東宝名作映画、世界を驚愕させたゾンビ映画2作品ほか、廃盤・未ソフト化など貴重な映画を“レア度”とともにご紹介!

文=飯塚克味 華麗な音楽と映像美がよみがえる! 文芸映画の名匠が手掛けたラブロマンスの秀作 ①[廃盤]『眺めのいい部屋』 レア度…★★★★☆  まず最初はソフトが[廃盤]になっている作品『眺めのいい部屋』(‘86)から。ジェームズ・アイヴォリー監督が初めて日本で大ヒットを飛ばした文芸ロマンスです。何度もリバイバルされていますが、最初に公開されたのは1987年の夏、劇場は六本木の俳優座シネマテンでした。主演は若き日のヘレナ・ボナム=カーターと、昨年山岳事故で亡くなったジ

先人をなぞらずに自ら信じた道を突き進む、磯村勇斗の“らしさ”を紐解く

文=SYO @SyoCinema  国内において、成功を収めた若手俳優にはいくつかの“型(パターン)”がある。男性であれば特撮ヒーロー番組を経て、ゴールデン帯ドラマで顔を売り、あるいはNHK連続テレビ小説で火が付き、大河ドラマに抜てきされ主演映画が製作され――といったものがその一つ。  磯村勇斗は、確かにその条件を満たしている。「仮面ライダーゴースト」、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」、「今日から俺は!!」、NHK大河ドラマ「青天を衝け」と出演を重ね、「きのう何食べた?」

【ネタバレありッ!!】「ゴールデンカムイ」映画版&ドラマ版のプロデューサーが語る! WOWOWの新たな挑戦と、原作ファンや視聴者に楽しんでもらうためのさまざまな試み【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー⑤/プロデューサー編】

取材・文=柳田留美 映画とドラマの“合わせ技”で、原作の魅力を最大限に引き出す!──まずは、「ゴールデンカムイ」の映像化に至った経緯を教えてください。 植田 企画当時の制作局長の、「WOWOWが今後生き残っていくためには世の中にインパクトを与えるような“大きな仕掛け”が必要」という声が始まりでした。大々的な企画を形にするには信頼できるプロダクションとご一緒させていただくのが現実的だと考え、元WOWOW社員で、現在は株式会社クレデウスで「キングダム」シリーズなどのヒット作を

関西芸人の僕にとって異色の存在、とんねるずの魅力と凄みを改めて知る【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

文=中山功太  同世代の方ならわかっていただけると思うが、多感な時期にテレビを席巻していたのは、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずの三組だった。  僕は昭和55年生まれで、幼少期に吉本新喜劇に触れダウンタウンに憧れて吉本に入った関西芸人だ。となると、他の芸人は好きじゃないのではないかと思われる事が多々あるが、全くそんな事はない。  当時バラエティ番組を牛耳っていた三組に共通する事といえば、冠番組でスタジオコントをしていた点だと思う。  ダウンタウンとウッチャ

好きな本の魅力を上手に伝えたいわたしが、ドラマを通じて“人生の一冊”と出会ってしまったこと【#エンタメ視聴体験記/ぼる塾・酒寄希望】

文=酒寄希望  聞いてください。わたしには悩みがあります。それは、本を人に薦めるとき、薦めれば薦めるほどに本が面白くなさそうになってしまうことです。  わたしは読書が好きで、面白い本に出会ったとき、周りの人に読んでもらいたいと思います。 わたし「この本はきっとあの人も好き!」  そして、その人に本を紹介します。しかし、自分の頭の中では本がくれた素晴らしい世界が広がっているのに、そのままわたしの口から発することができないのです。 わたし「すごく面白いの! ネタばれにな

【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の美術&衣装スタッフが語る! 原作の世界観を立体化していくための美術や衣装のこだわり【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー④/美術・衣装編】

取材・文=柳田留美 【美術/by磯見俊裕】植物は種をまくところから、自作で準備する―。よりリアルに感じてもらうための細部へのこだわり ―「ゴールデンカムイ」の世界観を表現する上でどんなことを心掛けましたか? 特にこだわったのは、原作でもページ数が多く割かれていた、明治期の北海道・小樽を舞台にしたシーンです。当時の小樽の活況をどこまで表現できるかにこだわりました。全体の街並みは、茨城の「ワープステーション江戸」という場所にオープンセット(屋外に建造される撮影用のセット)を組

【1月の激レア映画!】千葉真一や柴田恭兵主演作品など、日本映画ファン必見の邦画の名作続々! ジャッキー・チェン全盛期の3作品ほか、廃盤・未ソフト化など貴重な映画を“レア度”とともにご紹介!

文=飯塚克味 当時売り出し中の小松千春、染谷俊ら出演! 高校生の男女の甘酸っぱい恋愛模様を切なく描いた青春群像劇 ①[廃版]『She's Rain』 レア度…★★★★☆  まずはソフトが[廃盤]になっている作品『She's Rain』(‘93)から。1993年に製作され、震災前の神戸を舞台にした男女6人の高校生が織りなす青春ドラマです。原作は執筆当時17歳の平中悠一。小松千春や新進のアーティストだった染谷俊らが出演しています。この映画、何より、神戸の震災前の姿を捉えた

玉置浩二の最新ツアーファイナルとなった東京ガーデンシアター公演。玉置の圧巻の歌声と総勢14人の演奏家たちが織り成す豊潤なサウンドに乗せて贈られた“大切なもの”とは。

 近年、様々なスタイルで精力的にコンサート活動を続けている玉置浩二。交響楽団とのシンフォニックコンサート、夏から秋にかけて展開されるホールツアー、年末の全国クリスマスディナーショー。四季を通じて、至高の歌声を届ける彼の姿がある。コロナ禍を経てツアーを再開した2021年以降、歌うために生きる彼がステージに臨む姿勢は更に厳粛なものとなり、各地で大きな感動が生まれている。    今年も、8月から11月にかけて開催された全27か所36公演のホールツアー。そのフィナーレを飾ったのは、東

WOWOW本社がドラマのロケ地に!? 「連続ドラマW 誰かがこの町で」撮影現場見学リポート&プロデューサーインタビュー

※最終話の現場リポートのためネタバレを含みます! ご注意ください。 「連続ドラマW 誰かがこの町で」撮影現場見学リポート 2024年4月某日。「連続ドラマW 誰かがこの町で」のクランクアップ(撮影終了)の日。  この日は、最終話のとあるシーンの撮影を、われわれが普段働いているWOWOW本社で行なうということで、特別に撮影現場にお邪魔させてもらいました。(実は、WOWOW本社はさまざまなオリジナルドラマの撮影で使われており、過去には「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の

間宮祥太朗が魅せる、“奥底の見えない演技”を紐解く

文=SYO @SyoCinema  いよいよ2024年も終わりに差し掛かり、1年を振り返るモードになってきた今日この頃。  日本映画界の今年のトピックスの一つに、今回取り上げる『映画版 変な家』の快進撃が挙げられる。興行収入50億円を突破し、国内実写映画では『キングダム 大将軍の帰還』(’24)、『ラストマイル』(’24)に続く年間第3位に君臨。全体の興行収入ランキングでもトップ10入りは確実だろう(参照元:興行通信社によるランキング)。  本作は雨穴によるYouTube

人生を変えるような傑作青春映画を観て、どうにもならない過去を思い出さずにいられない【#エンタメ視聴体験記/中山功太】

文=中山功太  高校時代の恋愛は何一つ上手くいかなかった。  片思いは全て片思いで終わったし、付き合っても全部自分のせいで別れた。  初めて彼女ができたのは高一の夏休みだった。  両親と大喧嘩して家出して、実家から徒歩2分の友達の家に泊まっていた頃に出会った、他校の同学年の子だった。  少しだけ大人びていて、よく笑う、凄く可愛い人だった。  お互いに惹かれ合ってるのはわかっていたのに、彼女に何を聞かれても「ダルい」とか「眠い」とか「誰かシバきたい」とか言ってパンクスを気