WOWOW
映画ライターSYOの「#やさしい映画論」
映画ライターSYOさんによるコラムをまとめたマガジンです。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。俳優ファンからコアな映画ファンまでをうなずかせる映画論をお届けしていきます。
松村北斗×上白石萌音。個々の魅力が2人一緒になることで「倍増」する、とびきり優しい1本の映画を、2人の自然体な演技から紐解く
文=SYO @SyoCinema 映画とは、“出会い”を描くものだ。 それによって変化・成長してもいいし、しなくたっていい。最高の出会いでも最悪の出会いでもいい。そして私たち観客もまた、そんな“出会い”を描いた作品との“出合い”を通して心に何かが生まれる。 そうした“出会い×出合い”の豊かさを、ことさらに感じた映画がある。 瀬尾まいこの人気小説を三宅唱監督が映画化した『夜明けのすべて』だ。 本作は、PMS(月経前症候群)に悩む藤沢さん(上白石萌音)とパニック障害
映画のはなし シネピック
新しい映画と出会える。映画をより深く楽しめる。そんなコンテンツをお届けしていきます。担い手は、映画ライターSYOさんなど個性豊かな面々。それぞれの感性が作り出す映画愛は必見です! さまざまな角度から映画の魅力を紐解いていきます。
【11月の激レア映画!】レオナルド・ディカプリオ×ロバート・デ・ニーロ共演の『ボーイズ・ライフ』や高倉健主演の超大作『八甲田山』をはじめ、廃盤・未ソフト化など貴重な映画を“レア度”とともにご紹介!
文=飯塚克味 ひき逃げ事件の現場に居合わせた目の不自由な女性が、担当刑事や事件を目撃した青年とともに犯人を追う韓国サスペンス ①[廃盤]『ブラインド(2011)』 レア度…★★★★☆ まずは[廃盤]になっている作品から。ロマンティックコメディの女王として人気だったキム・ハヌルが、盲目の目撃者という難役に挑戦し、役柄を大いに広げたサスペンス『ブラインド(2011)』です。見えてはいませんが、さまざまな要因で事件の目撃者となり、犯人から追われる立場になる流れが自然なのが
ひろがる。私たちのオリジナルドラマ
WOWOWの作り手たちが、こだわりとプライドを持って制作しているオリジナルドラマ。その裏側にはお客様には伝えることのない作り手たちの情熱や試行錯誤があります。そうした”作り手たちの熱”を届けたい。そんな想いから、ドラマを愛する皆さまへ、ドラマの見方がより”ひろがる”コラムをお届けしていきます。
【ネタバレありッ!!】「ゴールデンカムイ」映画版&ドラマ版のプロデューサーが語る! WOWOWの新たな挑戦と、原作ファンや視聴者に楽しんでもらうためのさまざまな試み【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー⑤/プロデューサー編】
取材・文=柳田留美 映画とドラマの“合わせ技”で、原作の魅力を最大限に引き出す!──まずは、「ゴールデンカムイ」の映像化に至った経緯を教えてください。 植田 企画当時の制作局長の、「WOWOWが今後生き残っていくためには世の中にインパクトを与えるような“大きな仕掛け”が必要」という声が始まりでした。大々的な企画を形にするには信頼できるプロダクションとご一緒させていただくのが現実的だと考え、元WOWOW社員で、現在は株式会社クレデウスで「キングダム」シリーズなどのヒット作を
【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の美術&衣装スタッフが語る! 原作の世界観を立体化していくための美術や衣装のこだわり【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー④/美術・衣装編】
取材・文=柳田留美 【美術/by磯見俊裕】植物は種をまくところから、自作で準備する―。よりリアルに感じてもらうための細部へのこだわり ―「ゴールデンカムイ」の世界観を表現する上でどんなことを心掛けましたか? 特にこだわったのは、原作でもページ数が多く割かれていた、明治期の北海道・小樽を舞台にしたシーンです。当時の小樽の活況をどこまで表現できるかにこだわりました。全体の街並みは、茨城の「ワープステーション江戸」という場所にオープンセット(屋外に建造される撮影用のセット)を組
WOWOW本社がドラマのロケ地に!? 「連続ドラマW 誰かがこの町で」撮影現場見学リポート&プロデューサーインタビュー
※最終話の現場リポートのためネタバレを含みます! ご注意ください。 「連続ドラマW 誰かがこの町で」撮影現場見学リポート 2024年4月某日。「連続ドラマW 誰かがこの町で」のクランクアップ(撮影終了)の日。 この日は、最終話のとあるシーンの撮影を、われわれが普段働いているWOWOW本社で行なうということで、特別に撮影現場にお邪魔させてもらいました。(実は、WOWOW本社はさまざまなオリジナルドラマの撮影で使われており、過去には「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の
【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の監督が徹底的にこだわり抜いた演出とは?【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー③/第5話~最終話】
取材・文=柳田留美 【第5話:恐怖の棲む家/directed by 片桐健滋】第5話は“親分と姫”の関係性をかわいらしく再現することを最重要視! ―3頭のヒグマとの対決シーンが印象的ですが、こだわったポイントがあれば教えてください。 「ゴールデンカムイ」には何度もヒグマが登場しますが、第5話については、“ヒグマたちに包囲された建物の中に閉じ込められている人々”というシチュエーションに重きを置いて撮影しました。CGを使わずにリアリティーを追求しつつ、どこまでやれるかが大きな
声を届ける:WOWOWの作り手たち
映画、ドラマ、スポーツ、音楽、ステージ、ドキュメンタリー…多彩なジャンルの番組をお届けしているWOWOW。番組・企画の制作に熱い想いを持つプロデューサー陣や出演者等の、WOWOWの作り手たちが語るコラムを集めました。
【ネタバレありッ!!】「ゴールデンカムイ」映画版&ドラマ版のプロデューサーが語る! WOWOWの新たな挑戦と、原作ファンや視聴者に楽しんでもらうためのさまざまな試み【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー⑤/プロデューサー編】
取材・文=柳田留美 映画とドラマの“合わせ技”で、原作の魅力を最大限に引き出す!──まずは、「ゴールデンカムイ」の映像化に至った経緯を教えてください。 植田 企画当時の制作局長の、「WOWOWが今後生き残っていくためには世の中にインパクトを与えるような“大きな仕掛け”が必要」という声が始まりでした。大々的な企画を形にするには信頼できるプロダクションとご一緒させていただくのが現実的だと考え、元WOWOW社員で、現在は株式会社クレデウスで「キングダム」シリーズなどのヒット作を
【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の美術&衣装スタッフが語る! 原作の世界観を立体化していくための美術や衣装のこだわり【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー④/美術・衣装編】
取材・文=柳田留美 【美術/by磯見俊裕】植物は種をまくところから、自作で準備する―。よりリアルに感じてもらうための細部へのこだわり ―「ゴールデンカムイ」の世界観を表現する上でどんなことを心掛けましたか? 特にこだわったのは、原作でもページ数が多く割かれていた、明治期の北海道・小樽を舞台にしたシーンです。当時の小樽の活況をどこまで表現できるかにこだわりました。全体の街並みは、茨城の「ワープステーション江戸」という場所にオープンセット(屋外に建造される撮影用のセット)を組
WOWOW本社がドラマのロケ地に!? 「連続ドラマW 誰かがこの町で」撮影現場見学リポート&プロデューサーインタビュー
※最終話の現場リポートのためネタバレを含みます! ご注意ください。 「連続ドラマW 誰かがこの町で」撮影現場見学リポート 2024年4月某日。「連続ドラマW 誰かがこの町で」のクランクアップ(撮影終了)の日。 この日は、最終話のとあるシーンの撮影を、われわれが普段働いているWOWOW本社で行なうということで、特別に撮影現場にお邪魔させてもらいました。(実は、WOWOW本社はさまざまなオリジナルドラマの撮影で使われており、過去には「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の
【ネタバレありッ!!】「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」の監督が徹底的にこだわり抜いた演出とは?【ゴールデンカムイ制作スタッフインタビュー③/第5話~最終話】
取材・文=柳田留美 【第5話:恐怖の棲む家/directed by 片桐健滋】第5話は“親分と姫”の関係性をかわいらしく再現することを最重要視! ―3頭のヒグマとの対決シーンが印象的ですが、こだわったポイントがあれば教えてください。 「ゴールデンカムイ」には何度もヒグマが登場しますが、第5話については、“ヒグマたちに包囲された建物の中に閉じ込められている人々”というシチュエーションに重きを置いて撮影しました。CGを使わずにリアリティーを追求しつつ、どこまでやれるかが大きな
#エンタメ視聴体験記 ~中山功太 meets WOWOW~
お笑い芸人の中山功太さんが、WOWOWの多岐にわたるジャンルの中から、今見たい作品を見て“視聴体験”を綴る、読んで楽しい新感覚のコラム連載!中山さんは、23年3月~5月にWOWOW公式noteで実施した「#映画にまつわる思い出」がテーマの投稿コンテストでも参考作品を執筆。その反響を受け、今回の連載が決定した。コラム内でピックアップしている作品が気になったら、今すぐWOWOWオンデマンドで視聴可能! コラムも作品も、あわせて楽しみ尽くそう!