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エンターテインメントを愛する皆さまへ 30個の「ありがとう」
明けましておめでとうございます。
WOWOW公式noteの担当より、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
WOWOWのnoteを読んでくださっている方の多くは、
お好きなエンターテインメントをお持ちだと思います。
そんな皆さんにとって2020年はどんな一年だったでしょうか?
映画館で映画を観る
毎年決まった音楽フェスに行く
好きな選手やチームの試合を応援する
生活の一部になっていたエンターテイ
「ああ、生きててよかった」と思わせてくれる「みんなの寅さん」の魅力
文=佐藤利明 @toshiakis
2019年、「男はつらいよ」シリーズ第1作から50周年を記念して待望の第50作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が公開された。
「わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎。人呼んでフーテンの寅と発します」。歯切れの良い、車寅次郎(渥美清)の鮮やかな口上がスクリーンに初登場したのは1969年。アポロ11号が月面着陸、人
気になる本はありますか?イチオシの「WOWOWオリジナルドラマ」とセットで読みたい本5選!
1月の番組テーマは「WOWOWオリジナルドラマ」
吉田羊をはじめとする豪華キャストがさまざまな時代で起きた 未解決事件の隠された真実を掘り起こす人気シリーズ「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」。
国民の税金を守るため、6兆7800億円の不良債権回収に精鋭たちが立ち上がる「連続ドラマW トッカイ ~不良債権特別回収部~」。
今回、開局30周年記念でもある、それぞれの番組をより楽しんで
タイカ・ワイティティが送った少年へのエール 『ジョジョ・ラビット』の音楽
文=長谷川町蔵 @machizo3000
第二次世界大戦下のドイツの田舎町。少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)はこれからナチス傘下の青少年団体ヒトラーユーゲントの夏合宿に出かけるところだ。
「僕にはムリかも」
躊躇する彼に、ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーその人がぬっと励ます(もちろん彼はジョジョの空想の産物だ)。
「大丈夫。お前のナチスへの忠誠心はピカイチだ!」
意を決
スピードワゴン・小沢さんが「この連載で最も感情移入したキャラクター」と語る大物が登場! 心を撃ち抜かれたセリフとは?
取材・文=八木賢太郎 @yagi_ken
──今回は『男はつらいよ』ということで。小沢さん、あまり寅さん好きのイメージなかったんですが。
小沢一敬(以下、小沢)「そう? たしかに、若い頃はそんなに観てなかったのよ。先輩に勧められて1本観たぐらいで。なんかさ、自分が若かったせいもあって、温かいホーム・コメディだな、っていう感じでしか捉えられてなかったんだ。ところが、これは自分が歳を重ねたせいだと
『ブロークバック・マウンテン』から『恋人たち』『his』まで――映画におけるLGBTQ+の今
文=よしひろまさみち @hannysroom
LGBTQ+をテーマにした映画は、世界的にみて2010年代から急増しているようにみえる。だが、これは劇中の彼らをステレオタイプにはめず、マジョリティであるストレート(便宜上この言葉を使いますが、正しくはヘテロセクシュアル)のキャラクターと同じように扱うようになった、という方が正しい。
というのも、アン・リー監督作『ブロークバック・マウンテン』(